《第四回性癖小説選手権》

『最後に何故かひっくり返る。』

 性癖小説選手権、私の参加作品ひとつめ。

 三者の視点で書いたとある朝のお話。

 紹介文の『性癖』の通り、語り手に嫌なことが起きます。


 作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927862099722271

 自主企画URL:https://kakuyomu.jp/user_events/16816927862082186617

 講評URL:https://note.com/dekai3/n/nf28a2e4a75d8


『意表をつく結末』にしようと思って、このタイトル『最後に何故かひっくり返る。』、つまり、ラストにカエルがひっくり返るお話を書くことにしました。

 ただその部分に囚われすぎて、あまり意表のつけるお話に出来なかったようにも感じます。


 冒頭に書いたように三人の視点で書いています。『side.F』は「FROGカエル」、『side.G』が「GIRL女の子」、『side.B』が「BOY男の子」。

 この男の子の飼っているカエルを、元カノである女の子が殺しに来る。というお話でした。

 ラストに『ひっくり返る』というのは、カエル視点が彼の夢だったという意味も込めていたりします。


 ただ、挙げている『性癖』を描いた小説としては弱かったなぁと反省があります。

 カエルという要素についても、もう少し描写を増やせばよかった……。『鳴く』と『泣く』をかけて、彼女の悲しみを描くことも出来たなぁと後で思いつきました。

 また、『意表をつく結末』という点も、KACのときの『そして、曲がり角にて。』の方が上手く行っていた気がします……。

(作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927861690685555


 ただ、私にとって性癖小説は地雷小説と紙一重な部分もあるので、なかなか難しいなぁと反省盛りだくさんでした。

 とはいえ、この作品はこの作品で気に入っているので、また次回に活かしたいと思っています。

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