朝日は眠りに

日の出を久しぶりに見た

とても明るくなる

そして、とてもむなしくなる

「なにをやっているんだろう」

一言につきた


眠れず 壁に 寄り添って

窓の 外の 闇夜を 見てた

暗闇に なれない 街灯の数

密かに 動く ものの気配

星は 数個しか 見つけられず

毛布を 被って 待っていた

いつか 眠れると 信じている

朝日が 空を おかしてく

色が 空を 変えていく

鳥が 鳴き出し 虫も鳴く

人の 声が してきては

いい匂いが 鼻をくすぐる

やっと 安心して 眠くなる


物音を聞きながら寝る

そうすると生活の中に生きている

そんな気がして

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る