夏残り夢見ず

夏影が語る忍ぶ暑さは、夏の終わぁり

青葉銀杏、垂れ下がるは秋のぉけはぁい


想像する

日陽日陽ぉる、庭で遊びや子たちの声ぇが

明日知らずや、学び机に積まれた約束


目を閉じて感じる風は、去る何かぁ

晩夏来たぁる

あと少しの立秋の時ぃ々


むなしさが開けた窓の風に乗ぉて

季節語る、厄ぁ介で無理な私には

言葉少なく、正直に感じて格好をつける


部屋から見た、買い出しで見たことしか

書けない苦しさぁに

外に出た結果、空気の美味しさを知る


空の下で雌雄を決し、生きた人がいた

なにかに手を伸ばしてぇ

心折れずに生き抜いた人もいる


うらめしくて

難しい言葉を使っていい気になりたくぅ

扉を閉めた部屋のなぁか


かなぁしくて

無難な言葉の遊びは小さいバケツ

世界も広がず、毎日おなじこと


手を伸ばす

叶えちゃいけぇない

読み人の呆れ顔


これから空を見に行く

コレをポストに入れに行く

そぉしたら、空を感じ風を感じ

なにか思いついて、また秋に見せたい

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