七学期 友達の距離

付き合ってから1ヶ月が経とうとしている頃、俺たちはお別れをする事に決めた。

ただ、二人の意向で友達という関係は継続すると決めた。


ある日、突如速水から連絡が来た。

速水《私さ、今年初めに倒れたんだ。

   その時に心臓病と肺癌だって言われた。

   でね、私はもうそんなに長く生きられな

   いんだって。


俺 《嘘だよな?


速水《本当だよ。


俺 《全然信じられない。

   証拠はないのかよ?


速水《私が証拠。


俺はなにがなにか全く分からなかった。

でも、正解はすぐ前にあったらしい。

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