〜僕という人〜
まず初めに、僕という人物について話しておかなければいけない。これは、何かを成し遂げたり、僕が僕である為に劇的な何かをした話ではない。普通の、いや、普通よりも少し劣っている僕の何の変哲もない話だ。
僕は双葉小学校に通う普通の小学生だ。と思いたい。特に何をしたとかではないのに何故か毎年虐められてしまう。まあ僕はもともと本が大好きで常に読んでいたし、別に一人でも全然気にならなかった。むしろ誰にも邪魔されずに読めるからよかった。学校で虐められていること以外何の変哲もない人生だったが、そんな僕の人生が少し変わってきたのは小学校4年生の時だ。
僕には2つ年上の兄がいる。兄とは毎日のように喧嘩をしていたが仲はよかった。運動はあまり得意ではないが勉強ができる自慢の兄だ。そんな兄が小学6年生で僕が小学4年生のとき、兄が中学受験をした…。
「」あのね… 結望人 @hope_n
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