2章 不可視な存在「α」

第6話 転生幼女趣味な存在?!

 中の人のタイプも置かれている境遇が違いすぎるため、全く思い浮かんでいなかったが、「本好き」の他にも《転生したら幼女だった件》系のストーリーがもう一つあった。

 そう、『幼女戦記』である。強力な魔法使いであるターニャ・デグレチャフ少佐の中の人は、転生前は無神論者にして資本主義信奉者。


 ターニャ・デグレチャフ少佐とローゼマインとの共通点を探っても意味がないが、無神論者をターニャへと転生させた《存在X》の方は興味深い。

 ローゼマインと親和的な女神に比し、ターニャと《存在X》は対立しているように思われる。少なくとも、ターニャは《存在X》を憎んでいる(はず)。


 ローゼマインも割と苦労しているのは、実は女神の上位に、幼女へと転生させて苦労しているところを見て喜んでいる神的な「存在Y」がいるためなのかもしれない?!

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