(第一章考察)「本好き」+「α」の方向性

【最高神の「上位神=α」?】

 「本好き」の世界の魔法体系は、「天空を司る最高神たる夫婦神」を中心とした神々の存在を前提にしています。しかし、「天空」とは、円形国家ユルゲンシュミットとその周辺に限られているのかもしれません。


 果たして、その外には、『魔法科』の『形の無い世界』(パラサイトの故郷?)のようにさらなる《外界》があるのでしょうか?

 仮にさらなる《外界》に更に上位の神の存在を示唆するならば、その上位神が「α」となるのかもしれません。


【次章以降】

 「シュツェーリアの盾」が、未知の強力な魔法を全て防げるのか?貴族の魔力不足はどうやって補われるべきなのか?「シュタープ」を発動の遅さはどうやって克服されるべきなのか?……これまで述べたこれら個別の問題への回答を、「上位神=α」が存在するならば、というファクターを加えて試みたいと思います。


 



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