第5話 「本好き」の外界、『魔法科』の外界

 「本好き」では後半から、『魔法科』では中盤から、《外界》との関わりがストーリー展開の鍵となります。


 「本好き」の基本的な舞台は、円形国家ユルゲンシュミット。その外にあるユルゲンシュミットという国家が《外界》となります。「本好き」における《外界》は、神に祈りが届きにくい(加護を得られにくい)という特徴があるようです。

 ストーリー上は、「ユルゲンシュミットの貴族たち 対 ユルゲンシュミットからの侵略者+ユルゲンシュミットの某反者」という対立が起きます。


 『魔法科』の舞台は近未来の地球です。地球は『形を記した世界』に属しています。対して、パラサイトを生み出す『形の無い世界』が《外界》となります。

 ストーリー上は、『司波達也たち 対 形の無い世界から来訪したパラサイト+九島家のテクノロジー』という対立が起きます。


 主要舞台の《外界》がどうなっているかは、魔法の成り立ちや有効範囲などと関わりそうです。

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