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2021年9月3日 21:48
初めまして、そらりです。オプチャにも書いたとおり、構成と展開は悪くないと思います。設定も私から見ると斬新で良いと思いました。しかしながら導入に難ありのため世界観へ入り損なうのがもったいない。「学問より剣術に重きを置く。なぜならこの国には魔術があるから」これは正直意味が分かりませんでした。刀剣魔術というものがある前提や予備知識がないと、これには首を傾げざるを得ません。「この国には刀剣魔術という、刀剣に付与することでのみ扱える魔術というものが存在する。ゆえにこの国では学問よりも剣術に重きを置く」こうすると先ず刀剣魔術という独自の魔術体系があり、それゆえに剣術が重視されているのだということが読み手に伝わりやすくなります。*複数人で話すシーンは、やはりセリフごとに改行したほうが読みやすくなると思います。「俺は出世して―な、政治に口利きできる程度にはなりてえ」「バカじゃない? お金よお金! それさえあれば願いの大体は叶うし!」地の文に混じえて「このように」セリフを入れることはあるんですが、セリフをつらつらと書いてしまうと、どこからが誰のセリフなのかが非常に分かりづらくなります。*術師の級制度について。設定が甘く見えると指摘した理由の一つです。人、地、天の区別は良いとして、「ちなみに、天級術師が1人いるとすると、地級術師は15人、人級術師は30人だ。」この説明が曖昧でざっくりすぎます。天級は術師の頂点で一人だけとすれば凄さが伝わりますし、最大10人とすれば熾烈な席取り争いや心理戦などワクワクする展開にもできます。その予定が無いにしても、設定は作り込んでおくとリアリティが出ますし、スムーズで破綻も起きにくいです。あえて詳しく触れてないとしたら、すみません。そこへきて「いるとすると〜」と仮定の話をされると、実際何人なの? 人数比率は固定なの? 天級は何人までいるの? など様々な疑問がポンポンと出てきます。それと、なぜ刀剣魔術は知られていて級制度は知られていないのか? 教師は「〜分かんないだろうね」と言うし、他の生徒は全員ポカーンとしてる。導入に説明も無かったので謎です。主人公だけが分かっていることについては、最強術師の息子だから知っているのだろうと推測はできますが、教師が説明しないで地の文で主人公が補足する意図が見えません。刀剣魔術というのは周知なのに級制度は知られていない。そこに主人公による補足説明があるととても良いです。*人物についてですが、オプチャでも触れたように弱いです。戦闘力の強さではなく、いわゆるキャラが立ってないということ。それでも、トクリュイエはそれなりにキャラが立ってて良いと思います。しかし主人公含め他がぼんやりとしていて、どうにもキャクター、人物像が浮かびません。事細かく容姿を書こうというわけでなく、どういう人物なのかを作り込むと自然にキャクターが浮かび上がってくるので、作り込んでみてください。*最後に。オプチャでも指摘があったと思いますが、校長室でのやり取りが途中で終わってしまうのは「え?」となります。回想への導入の流れでもないのに途中で切れていきなり回想というのはちょっと無理があるように思えます。文字数が少ないという事情もあるかも知れませんが、「私はね、般代葉那。そして、『王都の悲劇』の張本人、トクリュイエよ」このセリフで終わらせれば強い引きになりますし、次が楽しみになります。あるいは婚約の話に繋がる回想への良い導入にもなると思います。まあ、回想については作者の狙いがあると思うので参考までに。*長々と失礼しました。冒頭にも書いた通り、設定は良いと思いますし、文章は基本がしっかりしていて読みづらさは感じませんでした。これからもがんばってください。
作者からの返信
アドバイスありがとうございます! 一つずつお答え(?)させていただきますね まず、一番最初の書き出しは、読者に二回「なんで?」って言うのを挟んで、そこからその謎を解消させた方が面白いかなーと思ってやってみました。ここは原作から変えてみたものなので個人的にはこのままにしたいです。 二つ目の切り返しは確かになんでやったんだ……? こちらは修正しました(;^ω^) 三つめは説明がなされてなかったですね、、、現実でもよくある、仕事にだけ興味あるけどその内実を知らないみたいな理由だったんです(;´・ω・) こちらも修正しました。 四つ目の回想は字数の関係で付け加えたんですがやはり蛇足でしたので上げなおしました。 五つ目に関しては僕の文力不足です、精進します、、、(・ω・) 以上がご報告です! ありがとうございました!
初めまして、そらりです。
オプチャにも書いたとおり、構成と展開は悪くないと思います。設定も私から見ると斬新で良いと思いました。しかしながら導入に難ありのため世界観へ入り損なうのがもったいない。
「学問より剣術に重きを置く。なぜならこの国には魔術があるから」
これは正直意味が分かりませんでした。刀剣魔術というものがある前提や予備知識がないと、これには首を傾げざるを得ません。
「この国には刀剣魔術という、刀剣に付与することでのみ扱える魔術というものが存在する。ゆえにこの国では学問よりも剣術に重きを置く」
こうすると先ず刀剣魔術という独自の魔術体系があり、それゆえに剣術が重視されているのだということが読み手に伝わりやすくなります。
*
複数人で話すシーンは、やはりセリフごとに改行したほうが読みやすくなると思います。
「俺は出世して―な、政治に口利きできる程度にはなりてえ」
「バカじゃない? お金よお金! それさえあれば願いの大体は叶うし!」
地の文に混じえて「このように」セリフを入れることはあるんですが、セリフをつらつらと書いてしまうと、どこからが誰のセリフなのかが非常に分かりづらくなります。
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術師の級制度について。設定が甘く見えると指摘した理由の一つです。人、地、天の区別は良いとして、「ちなみに、天級術師が1人いるとすると、地級術師は15人、人級術師は30人だ。」この説明が曖昧でざっくりすぎます。
天級は術師の頂点で一人だけとすれば凄さが伝わりますし、最大10人とすれば熾烈な席取り争いや心理戦などワクワクする展開にもできます。その予定が無いにしても、設定は作り込んでおくとリアリティが出ますし、スムーズで破綻も起きにくいです。あえて詳しく触れてないとしたら、すみません。
そこへきて「いるとすると〜」と仮定の話をされると、実際何人なの? 人数比率は固定なの? 天級は何人までいるの? など様々な疑問がポンポンと出てきます。
それと、なぜ刀剣魔術は知られていて級制度は知られていないのか? 教師は「〜分かんないだろうね」と言うし、他の生徒は全員ポカーンとしてる。導入に説明も無かったので謎です。
主人公だけが分かっていることについては、最強術師の息子だから知っているのだろうと推測はできますが、教師が説明しないで地の文で主人公が補足する意図が見えません。
刀剣魔術というのは周知なのに級制度は知られていない。そこに主人公による補足説明があるととても良いです。
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人物についてですが、オプチャでも触れたように弱いです。戦闘力の強さではなく、いわゆるキャラが立ってないということ。
それでも、トクリュイエはそれなりにキャラが立ってて良いと思います。しかし主人公含め他がぼんやりとしていて、どうにもキャクター、人物像が浮かびません。
事細かく容姿を書こうというわけでなく、どういう人物なのかを作り込むと自然にキャクターが浮かび上がってくるので、作り込んでみてください。
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最後に。オプチャでも指摘があったと思いますが、校長室でのやり取りが途中で終わってしまうのは「え?」となります。回想への導入の流れでもないのに途中で切れていきなり回想というのはちょっと無理があるように思えます。
文字数が少ないという事情もあるかも知れませんが、
「私はね、般代葉那。そして、『王都の悲劇』の張本人、トクリュイエよ」
このセリフで終わらせれば強い引きになりますし、次が楽しみになります。あるいは婚約の話に繋がる回想への良い導入にもなると思います。まあ、回想については作者の狙いがあると思うので参考までに。
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長々と失礼しました。
冒頭にも書いた通り、設定は良いと思いますし、文章は基本がしっかりしていて読みづらさは感じませんでした。
これからもがんばってください。
作者からの返信
アドバイスありがとうございます!
一つずつお答え(?)させていただきますね
まず、一番最初の書き出しは、読者に二回「なんで?」って言うのを挟んで、そこからその謎を解消させた方が面白いかなーと思ってやってみました。ここは原作から変えてみたものなので個人的にはこのままにしたいです。
二つ目の切り返しは確かになんでやったんだ……? こちらは修正しました(;^ω^)
三つめは説明がなされてなかったですね、、、現実でもよくある、仕事にだけ興味あるけどその内実を知らないみたいな理由だったんです(;´・ω・) こちらも修正しました。
四つ目の回想は字数の関係で付け加えたんですがやはり蛇足でしたので上げなおしました。
五つ目に関しては僕の文力不足です、精進します、、、(・ω・)
以上がご報告です! ありがとうございました!