第25話 お風呂上がりの…。
「泉、そんな格好で遊んでると風邪ひくからなんか羽織りなよ。」
風呂上がりにすずしろと遊んでいる泉。
パジャマ姿の泉が床に寝転んですずしろと遊んでいる。
床に寝転がっているせいでさっきから…。
透は洗い物を中断する。
上着を持ってきて遊んでいる泉に渡した。
「泉…それ着なって…さっきからおっぱい見えてる…。俺に見せてるんならいいけど。」
そう言うと泉は真っ赤になりながら上着を着た。
「ごめんっ…」
「それとも俺の事誘ってた?」
泉の髪に触れる。
「ああ、もうっ、泉まだ髪乾いてない!おいで。」
泉を抱き上げ洗面所に連れていく。
「ちゃんと乾かさないと風邪ひくよ。」
さらさらと指通りのいい髪を乾かす。
泉の耳に触れると泉がくすぐったそうに目を細める。
く…可愛すぎる…。
何とか理性を保つ。
「さ、もういいよ。」
泉は少し赤くなりながらありがとっと言い残し戻って行った。
…。
…。
洗い物終わらせるか…。
すずしろと再び遊び始めた泉の声を聞きながら洗い物を再開する。
泉…今週は身体の調子はそんなに良くないはずなのに…。
食後に痛み止めの薬を飲んでいた所を見ると本当はしんどいはずだ。
何度か先に寝ていていいと言ったのだが、一人になりたくなかった様で…。
…さっさと片付けて今日は早めに寝るか…。
泉を早く寝かしてあげようと思った。
洗い物を終え静かなことに気づく。
「泉?」
振り返る…。
…。
「ああ…。こんなところで…また…。」
すずしろと泉が床で寝ている。
床暖房のおかげで暖かくて気持ちいい様だが…。
そっと起こして抱き上げる。
透の部屋に運びベッドに降ろす。
「あ、起きてたな!泉っ」
泉が嬉しそうな顔で微笑んでいるのに気づく。
「うん…。ごめん…。」
ため息をついていると泉に抱き着かれた。
「透っ大好きっ!」
ああ、もうほんとうに可愛いなあ!!
泉を押し倒したくなる衝動に駆られるが何とか抑えた。
いつもより体温の高い泉を抱きしめる。
「泉、風呂入ってくるから寝てな…。」
泉を寝かしつける。
眠った泉の頭を撫でる。
…こんな日じゃなければ…な。
泉にキスして風呂に向かう。
しばらく寝れそうにないな…。
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