第15話 ガマンできずに待たせてエッチ
すずしろは可愛い。
可愛いんだけど・・・・。
「・・・いずみ」
土曜の早朝。
隣で眠る泉を抱き寄せる。
抱きしめた泉の暖かさ。
眠る耳元にキスする。
「んんっ…とおる、くすぐったい…」
泉はそう言いながらまだ眠いのか毛布にくるまりながら透の胸に顔を埋める。
…かわいい…
無防備に眠る泉は女神さまのようだ。
泉の胸が目の前にある。
呼吸に合わせ上下している…。
そっと手で触れる。
泉は下着をつけてなかった。
…柔らかくてあったかい…
やんわり押し返す泉の胸の感触。
我慢しきれなくなり泉のパジャマのボタンを外す。
一週間ぶりに見る泉の胸はやっぱり綺麗だ。
泉の匂いと柔らかさ。
体が熱くなる。
「う…んんっ…とおる…。」
泉が目を覚ます。
「…いずみ…ごめん…」
起きたばかりでぼんやりしている泉にキスする。
その耳、首筋にキスを繰り返す。
泉もすっかり起きたのか透の背中に腕をまわして応えてくれた。
「泉…。」
舌を絡めながら胸に触れる。
「んんっ…」
恥ずかしそうに泉が声を漏らす。
ああ…堪らないな…。
ニャー!!
その時すずしろの鳴き声が聞こえた。
「…。」
起きちゃったか…。
泉を見つめる。
切なそうに、縋るような目で俺を見上げる。
「すずしろには我慢してもらお…俺こんな状態でやめれない」
「…うん…」
★
泉の胸に顔をうめ息を整える。
泉が頭を撫でてくれる…。
「なんか久しぶりで…凄い気持ちよかった…。」
「うん…俺もだよ…。」
リビングですずしろが鳴いていた。
もう少しこうしていたかったが…。
「泉…ごめんね…。ちょっと行ってくる。」
「うん…。」
泉からゆっくり引き抜く。
泉の中から流れ出る精子を拭き取り服を着る。
待たせてごめん。
でもこのときだけは我慢してね…。
すずしろに言い聞かせた。
すずしろはわかっているのかいないのか。
無邪気にご飯をねだる。
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