リアリティと不思議があふれる、薬物の話

例えば、つらいとき、悲しいとき、苦しいとき。
薬物に手を出してみたくなるときって、ありますよね。
(もちろんやらないけど!麻薬、ダメ、絶対。)
楽になれるのかな、なんて思ったり。

私は、「薬物に一度手を出したら止まらない」……そんなことを誰かから聞きつつ、「私は大丈夫だろう」なんて少し思っていた節がありました。(絶対やらないけど)


薬物による幻覚から見えるようになった、『黒い影』の存在……。

『本当にお前はお前か?』

そんな作中の問いかけに、少し身震いしてしまいます。

『突然、自分が自分でなくなったようなこと、なかったか?』

重ねて聞かれると、かなり不安になります……。
そういえばあったかも……なんて。
……となると、このレビューの締めくくりはこんな感じかな。


「このレビューを読んでいる貴方は、本当に貴方ですか?」