第104話 みつなり本格始動!

サンサン商事社長室長みつなりの朝は早い!

彼は朝早くに起き、しまづから接収した拠点「ソ〇モン」に住むことになり、そこからしまづを監視することになります。


なお、この拠点がサンサン商事に譲渡されたことをより鮮明にするためにみつなりは名称を変更します。

「ソ〇モン」から「こんぺいとう」に名称が改められました。


そして、今のしまづの代表となったよしひろのいるしまづ本社に向かいます。

そして、よしひろと合流するとまずしまづのお菓子工場に向かいました。

そこでは職人肌の工員たちがせっせと主力商品の「がるかん」や南蛮文化などを取り入れたために出来た若い女性に大人気の「がすたどん」を製造していました。


社員思いで愛社精神に富むよしひろは誇らしげにその姿を細かくみつなりに紹介しました。

しかし、みつなりは特に感化されることなく、無表情なハシビロコウのような顔で無言を通していました。


その後も営業部に周って会社の様子を説明していきます。

さらに、人事、研究開発、企画部なども周りよしひろはいちいち丁寧に説明していきます。


実はこの時、人事開発部門の長、なりあきらの指示で社内機密とすべき情報や施設はあらかじめ隠蔽されていました。

さらによしひさに近い部署や、としひさに近い部署でみつなりは「望まれない客」として明らかに拒絶の空気が漂っていました。


そんな空気を知ってか知らずか、みつなりは事務的によしひさの案内に受け答えをしていきます。

そして、よしひろはみつなりと反サンサン商事であるしまづ社員の間で板挟みとなり、言葉には出さないものの、冷や汗をかきながら過ごすことになります。


一通りしまづ社内を見たみつなりは冷静な、しかし強い意思で一つの提案をします。

それは「しまづの大改革」として大混乱と進歩を遂げる事象の始まりを意味していました。


※リスペクト作品 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

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