第68話 怒涛の展開の前に説明を(総集編的な?)

日ノ本には全国にお菓子会社があり、日夜覇を競っていました。

そんな中、日ノ本中央を抑えていた実力者オダカンパニーのノブナガが甘い菓子の食べ過ぎで倒れる。


そのころ、九州のお菓子メーカーは中国地方のお菓子メーカ-もうり連合の専務、こばやかわたかかげの計略で主導権争いに突入。

お菓子会社が決着をつけるために準備したカードゲームでの勝負で会社の権益を賭けた勝負を行った。


たかかげは九州が混沌とすることを狙っていたが、その予想を大きく覆して南九州のしまづが勝利をおさめる。


そして、中央の混乱の中でオダカンパニーの一軍団長だったひでよしがサンサン商事社長として、弟で副社長ひでながをはじめとする部下を率いて一気に勢力の拡大を目指していた。


一時的に和平を結んでいたとはいえ、ひでよしの圧力を強く感じたたかかげはしまづと手を結びひでよしと対抗しようと作戦を練り直していた。


しかし、サンサン商事のひでながはこばやかわの策を封じるべくもうり包囲網を敷き、たかかげに圧力をかけていきました。


そのころしまづは先のカードゲームでの連勝のため、士気は大いに上がり、会社全体が盛り上がっていました。


しかも前にいえひさととよひさたちが京の都に上り、ノブナガとの友好を確認していたのですっかり安心しきっていました。

しかし、ノブナガが倒れた後隠居したため、オダカンパニーは社の勢力の半分以上を喪失、ひでよしのサンサン商事に奪われてしまいました。


そしてカードゲーム運営の元締めであり、しまづの元の主人でもあった「日の本お菓子道連盟会長さきひさ、専務理事のぶただの二人はひでよしの増長を抑えるべく動こうとしましたが、その機先を制したひでよしによって政治力を奪われてしまいました。


そうした混乱を今までしまづは知りませんでしたが、この後その情報を知ることになります。


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