第6話 よしひさ 長男はつらいよ
よしひさは株式会社しまづの社長!
しまづの県で一番のお菓子業者でありエライ。
でも彼はおとなしく、静かな環境が好みでした。
しまづの日常の社内はこんな感じである。
よしひろ「ガハハ、がるかんがある限りしまづは無敵ぞ、ガハハハハ!!!」
周りにいるしまづ社員も「オーッ、オーッ!!!」とやたらやかましい!
いえひさ「オラオラオラァ、どんどん作れ、どんどん売れー!」
周りにいるしまづ社員も「オラオラオラァ!!!」とこれまたやたらやかましい!
としひさ「実は今回はこのような企画が・・・ゴニョゴニョゴニョ」
うるさくはないがうっとうしい!
よしひさが気分転換に外に出るととよひさとおとよ隊が集合している。
おとよ隊「L・O・V・Eラブリーおとよ~」
とよひさ「おとよじゃない!」と怒りをあらわに大声で叫ぶ!
どこに行っても安静の場所が見つからない。
精神にダメージを受け深いため息をしつつ、よしひさは社長室に戻りました。
社長室の光景として目立つのが、新聞の切り抜きが所狭しとぶら下がっていました。
それはよしひさが読む新聞の記事の中で、自分が失敗しそうな失敗をしている犯罪者などの写真と記事を切り抜いたものでした。
彼がそのような事をするのは、悪い例を知り、自分は同じ過ちを犯さないためにしっかり頭と心に叩き込むための儀式でした。
脳筋とやかましいしまづ社内において彼はそうした弱点を一手に引き受けようという覚悟をもって今日も社長として振舞うのでした。
※島津メモ 島津義久は歴史上の悪人の姿画をいつも見ることで自分も同じ間違いをしないように自省していたと言われています。
また、基本的には自分の考えを声高に叫んだり、押し付けるタイプではなく、家臣内で話し合われた内容を最後に見て決断するタイプだったと伝わっています。
参考文献(リスペクト)北斗の拳、ジョジョの奇妙な冒険、機動戦士ガンダム、ドリフターズ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます