宵の明星

まず初めにキャラ紹介から

①桐原 宵 きりはら よい 15歳、高校一年生 女子？

中学から自分そのものに疑問を持つようになる。自分のことが好きじゃない。過去に何度か絞首自殺を試みており、そのたびに怖くて辞めている。高瀬舟*で首がヒューって鳴るのってほんとなんだなって感じ。幼少期に父親が事故で他界、母親は宵にそっけなく接しており、宵が女の子らしくいないと怒る。そのせいで髪を切れず困っている。

夏休みに入ったはいいが、周りと馴染めておらず暇だったところを明に無理矢理誘われたところから宵の中にある何かが変わり始める。

②風野 明 ふうの あくる 16歳、高校一年生 トランスジェンダー・アロマンティック*

6月に宵たちの高校に転校している。可愛いものが大好き。自分らしくあることを大事にする親の元で育ったので、比較的自由に生きてこれた。明は体は男性、心は女性のパターン。

宵に何となく似たものを感じており、夏休みを機に色んなことに誘った。宵にはもっと人生そのものを楽しんでほしいと思ってるし、何より自分を大事にしてほしい。

③星影 凪 ほしかげ なぎ 29歳、1年3組担任

明は友人の子供。それ故にLGBTQ+等性的マイノリティーにそこそこ理解がある。若い先生なので生徒からの人気がちょっと高かったり。因みに喫煙者なので、一定数の禁煙家からは嫌われてるから実質±0。

独学で色々調べたりし、学校で制服を選べるシステムを提案したり宵に異装許可を行って、なるべくマイノリティーを持つ本人たちが楽に学校生活を送れるよう貢献している。

宵がずっと悩みを抱えていることに気付いているが、自分ではどうしようもないと思って明に色々お願いした。宵が使ってるトランクルームの料金を半分出している。

*高瀬舟…中学校国語の教科書に載っている物語、何年生かは忘れました() 余談ですが、俺の学校では毎年CDの朗読を授業で流してそれを聞くのですが、必ず学年の誰かが倒れます。俺のクラスは1人倒れました。ひどい時は5人くらい倒れたとか……。

*アロマンティック…男女問わず恋愛感情を持たない人。