第20話
「じゃあ何をしよっか。」
「そうだな。
いつもは保存食作ることしかしてなかったしな。」
「じゃあ今日は違った料理も出してみない?」
「え?余暇ってなんかカラオケ行ったりとかゲームしたりとかそんなことするんじゃないのか?」
「君がやりたいならそれでもいいけど君の場合は今の流行りとかずっと仕事してたから解らないと思うけどそれとも家に昔からやってたゲームとかあるの?」
そんなものは無かった。
今まで乳化のスキルが分かってからは勉強しかしてこなかった。
勉強をひたむきにするだけしてその後は金稼ぎのために仕事をしているだけの状態だった。
「うん、無いね。
何か珍しい料理も作ってみるかな。」
「なに作る?
ギルドハウスにある食材は何でも使っていいよ。
それとも一旦家に帰って何か作る?」
「うん、家に帰るかな。
今まで家でゆっくりしたことなかったし正しい家の使い方をしたい。」
「うん、なら掃除も手伝うよ。」
「その前にギルドマスターに連絡をしないとね。」
ギルドに戻る前に装備品を調達するため死神乙女(ヴァルキリー)・挑戦士(ウルズ)御用達のショップに来ていた。
そして来てみたはいい者のやはり
「場違い感が凄いな。」
「基本的に女性ものしか扱ってい無しね。」
「いらっしゃい。
聞いたよ涼奈ちゃんとメアリーちゃんが女になったんだって。
懐かしいよ。
私も旦那と数十年前に初めてをした日には互いにラブラブでしょうがなかったもんねえ。
そっちの彼がお相手かい?」
「はい、私の自慢の彼氏になる予定の葵さんだよ。」
「はじめまして乳母 葵と申します。」
涼奈さんに自分のことを紹介をされたので自分からも自己紹介を軽くして会釈する。
するとショップのおばちゃんは品定めするようにこちらを伺っていた。
「ふむ、仕事に熱心になり過ぎて婚期を逃しそうな男だね。
どうやって出会ったのかは知らないけどアドベンチャラーになりに来たんだろ。
なら装備を見繕う前にサイズを測らないとね。」
「お願いします。」
「うん、あとで涼奈ちゃんにもこの男子のスリーサイズを教えてあげるよ。」
「大丈夫ですよ。これから毎日確認する予定ですから。」
「お熱いねえ。」
おばちゃんのからかいを適度にあしらい自分は試着室に入って行った。
流石にアドベンチャラーが使うショップなだけあって試着するモノも鎧などの重装備であるためサイズがワンルームくらいはある。
しかも床がトレーニングマットを敷いてあることからうっかり落としても大丈夫そうだった。
「じゃあサイズを測っていくよ。」
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スライム道
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