11月3日(水・祝)
・祝日なので少し遅く起きた。朝に原稿。前のやつで意味不明な箇所をいくつか直し、新しい話の昨日引っかかってたところが何とかなったので上げた。これで力尽きてしまい、しばらくアウトプットに手をつけられなくなってしまったが…。
・昨日の炊き込みご飯とお味噌汁が余っていたので、ハムエッグ焼いて朝ご飯にした。たまには和食の朝食もいいなー。娘は8時半くらいまで爆睡してた。私がダラダラしてる隙に夫が娘にパンを焼いて食べさせてくれた。
・脳が疲れすぎて洗濯の後仮眠。夫と娘は砧公園に行った。私は11時頃に再び起き、駅前のスタバに。切羽詰まってるのにどうしても原稿に手が付けられないので、「ミシンと金魚」を最後まで読んだ。何度もこみ上げる涙を歯を食いしばって堪え、しかし結局はダーダー涙を流して読み終えた(←完全な不審者)もう認知症老人の混沌とした意識が完全にそこにあるとしか言いようがないのよ。再現ですらない。顕現。一人の老婆の折り畳まれた人生が凄みのある語りで次々と開かれていく様はまさに圧巻で、片時も目が離せない。芥川賞候補→受賞のストレートコースありうると思う。すばる史上最高傑作なんじゃないか。このヘヴィネスをマトモに喰らい、もう何も書けないと思ったが、それでもポメラを開いたら少し書けた。とにかく手を付けさえすれば何かしら進むのだ。
・帰宅したら、娘と夫が帰ってきていて、新しい図鑑を読んでいた。コルティの本屋で買ったらしい。大人が読んでもバリバリ面白い、なかなか侮れない子供用図鑑だった。お昼ご飯はミスドに行ったとのこと。夫と交代し、娘におやつを食べさせた。たべっこどうぶつと、コーラ味のグミ。あと韓国海苔…😂
・娘がまいぜんシスターズを見ている間、矢部嵩の「紗央里ちゃんの家」をぱらぱらめくっていたら、一気に引きずり込まれこちらも最後まで読んでしまった。狂気に満ちた世界が怖すぎた。登場人物全員信用できなくて、描写はグロテスクこの上なく、こちらの認知機能をダイレクトに揺さぶってくる、最高のホラーだった。結局何だったのかが一切分からないのも最高。娘といる時なるべく本は読まないようにしてるけど、ホラーは娘の存在を近くに感じることで恐怖が緩和されるので不思議といい感じに読み進められる。まあ、あまり褒められたことではないが。
・その後公文をやらせた。自分で、こくご→さんすう→ずんずん(運筆)、と計画を書いてから取り組み始めた。音読の問題をやらせていて気付いたのだけど、いつの間にか助詞の「は」を「わ」と読めるようになってる…。教えた覚えはないので、多分自然に身に付いたんだなあ。こういう法則を自然に身につけるメカニズムにすごく興味があったけど、今となっては真相は闇の中だ…。国語で疲れてしまい、算数と運筆はやらなかった。なぜか唐突にチューペットが食べたい!と涙目で訴えてきたけど、もう冬だから無い…スティックゼリーで妥協してもらう。
・夜ご飯はオムライス。鶏挽き肉を買い忘れたためウインナーで代用したら、噛むのが疲れる、と不評だった。すみませんね…。卵にはケチャップでぐでたまの絵を夫に描いてもらっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます