アホは幸せな妄想を見る
音楽の授業を受ける以前の私は、放送部に入る気でいた。小学生の時に放送委員で、顔を出さずに声が色んな所に届くことが楽しかった。幼なじみの卒アルのフリースペースには『高校野球で司会ができるように頑張るから、甲子園出れるように野球頑張ってね!」的なことを書いていた。
しかし、コーラス顧問(O先生)との出会いをきっかけに-寄り道になるかもしれないけど、歌で声の出し方を鍛えるのもいいんじゃない?表現力もつきそうだし、中学ではコーラス部、高校になったら放送部に入ろう-そう閃いた。『なんて素晴らしい考えなんだ!』ノーベル賞並みの発想だと自画自賛し、甲子園の舞台立っている自分を妄想していた。
-当時の私のアホさ加減は置いといて、この時は何も知らなかったのだ。中高一貫校であるこの学校で、部活を辞める難しさ。コーラスの特殊さを-
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