企画から来ました!
このジャンルは詳しくなくて、でも丁寧な描写で世界を頭に投影しながら読めました。
ご存知かはわかりませんけど、小野不由美の『十二国記』にイヒ郎と主人公のような関係性が登場していて、大好きな本だけに、イマジナリーフレンドをすんなり受け入れることができました。あっちは敵でしたがこっちは友達ですね。
生き残るために倫理観を殺した過去が主人公を苦しめている。
独りだけの終末世界。
苦しみとか葛藤がこの3話めで描かれて、物語の出だしとしてとても纏まってますね!
この苦しみが爆発するところを見てみたい。
応援しています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。世界の描写はこだわって書いているので、そこを楽しんで頂けたのなら幸いです。
玲の物語は今後も続いていくので、是非最後までお付き合い頂けたらと思います。
『作家から作品を見つける場』企画への参加ありがとうございます。
とても退廃的な世界観ですね。荒涼とした空気や主人公の心の渇きが伝わってくるようです。
普段SFは読まないのですが、現実のパンデミックをベースとしている分、比較的物語に入っていきやすいように思いました。
この荒廃した世界に救いはあるのか、先の展開が気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ゾンビパンデミックはありふれていますから、異世界物の様にすんなりと設定は入っていくのかなと思います。
しかし今作はパンデミック終息物として、ゾンビすらもいなくなった世界と言うのが見どころとなっているので、是非そういった点に注目して読んでいただけたらと思います。
まず最初に、カップ麺を食べる描写が、美味しそうでした。
孤独な終末世界での毎日を送っている玲が、カップ麺を食べるという事がどういう気持ちなのか、どういう背景があるのか、などが凄く伝わって来て胸が締め付けられました。
粉末スープのカップラーメンを大切に食べたいなと強く思いました。
>もしあの時自分が裏切らなかったら、今孤独ではなかったのだろうか。
と玲が後悔の想いを並べるシーンが特に胸に響きました。
生きるために仕方ないとはいえ、色んな事をしてきてしまった玲の心情が痛いです。
でも、それも含めてとても面白い作品だと思っています!最高でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
カップラーメンの描写や、後悔の描写は特に力を入れて書いたので、そう言っていただけると嬉しいです。