アレックス、そんなに大変なことになっていたのか。ボイドが通りかかって良かったね……無事で良かった。
でも、森蟲たちもレリナに怒りはしてたけど、見守っていたんですね。
レリナが気付かなかっただけで。
作者からの返信
ほんとにボイドが通らなかったら、そのうち体から水が無くなって死んじゃうとこでした。めっちゃ危なかったのです。
森蟲たちは書庫にある本については良く知っているので、彼女が何を求めて三年もここに居るのか察しているのです。なので話をしたかったけど言葉が通じないので、ずっと気にしつつ見守っていました。
レリナは森蟲が喋れることすら知りませんでしたからね。やけに数が多いけど邪魔もしない、その辺の生き物って感覚だったので、色々知らなかったのです。
コミュニケーションは難しいなとしみじみと思いました。あの時の詳細な所が知る事が出来て良かったです。それにしても前から思っていたのですが、ボイドさん、ハイスペックなのでは。
作者からの返信
言葉が通じていてさえ「分かった気になっている」状態でコミュニケーションをしている事はあるので、通じないとなるとなお大変です。
レリナなりに考えてはいましたが、分かっていなかった事は多かったのです。
ボイドに関しては種族的な性質が特に強く出ている(「ボイドの手帳」に出ている話です)ため、確かにハイスペックとも言えますが、魔法での治癒ができないという、この世界ではかなりのハンデも抱えています。