第45話 急転の離宮
四限目を終えて教室を出ると、三年のミランダ様の使いが私を待っていました。急用ということですからサロンの件はビアンカとリンジーに任せて、そのまま三年生寮へ向いましたわ。
「あら、ナディーン様。貴女も?」
「ええ、ダルシー様。突然のことで何が何やらですわ」
ミランダ様のお部屋の前でバッタリ。まったくの不意打ちです。
明後日にはガラテアの件で会う約束を取り付けていましたけれど、それ以前にこうして鉢合わせるのは予定外ですから、表情を取り繕うのに苦労しました。
「そういえば今朝は南斗サロンのメンバーがお世話になりましたわね。また」
始まりましたわ。手紙の遣り取りもまったくの無意味で、直ぐに突っかかって来ます。
「何のことかしら? ああ、ピロティで揉め事があったとか。そちらのメンバーが後ろからぶつかって来たというお話だったのではなかったかしら?」
「はあ? 擦れ違いざまにそちらのメンバーが、故意に肩をぶつけて来たって話よね?」
些細なことをグチグチと。
「それは初耳ですわ。どうやら情報が錯綜しているようですわね」
「都合よく事実を捩じ曲げるのはいつだって北部の遣り口よ。進歩しないわね」
「…………」
「…………」
「今の言葉、取り消して頂けませんこと?」
「寝言ならベッドに入っからどうぞ」
この女。本当に頭に来ますわ!
「……性悪女狐」
「何ですって!?」
ガチャ――。
「貴女たち、私の部屋の前で何を騒いでいるの? 来たのなら早くノックなさい。使いの者には急ぎの用だと
ミランダ様ですわ。侍女に任せず自ら扉に立つ辺り、急ぎというのは本当のことようです。
「も、申し訳ありません」
「失礼致しました。ナディーン様がグズグズと仰るものですから」
「なっ!?」
「おやめなさい。遊んでいる暇はなくてよ。二人とも早くお入りになって」
普段は穏やかな水面を思わせるミランダ様が珍しく剣幕なさって。それで私も隣りの女狐も事の重大さを理解させられました。
入室すると応接に使うティールームを素通りして次の間のリビングへ。廊下に面した部屋ではできない話ということなのでしょう。
「お掛けになって」
年代物の紫檀のテーブルにはランチが用意されていましたわ。引かれた椅子に掛けると、テーブルの片側に私とダルシー嬢。対面にミランダ様。侍女たちはレモン水をグラスに注ぐと一礼して部屋を辞して行きました。
「このあと直ぐに出かけます。ランチをどうぞ。食べながら聞いて頂戴」
出かける? どこへかしら?
一先ず理解できるのは長丁場になりそうだということですわ。腹拵えをせよと言うのですから違いありません。同じく察したらしいダルシー嬢はカットされたバゲットとジャムの小壺に手を伸ばしました。
「今朝、私の下に一通の手紙が届きました。コーディリア殿下からです。殿下は予定を早められて、昨夜の内に離宮へ入られたそうです」
昨夜?
思わず手にしたトングを取り落としそうになりましたわ。予定では離宮入りは週末、交感の日。それが六日も前倒しに?
「何でも九月の講義資料にゆっくりと目を通されたいとのことでした。この点は私たちに影響するものではありません」
何事も真面目なコーディリア様らしいお話ですわ。昔から手順や段取りを事細かく気にされる方ですから。
「問題は一点。今一つのご要望内容です」
要望? アカデミーにではなく、私たち生徒に対してということかしら?
「帝室の方がアカデミーに通われる際、従来の例として歓迎の会はアカデミーのご案内を兼ね、その年その年の中核サロンが受け持って来ました。今年それを踏襲する予定であったことは貴女方も承知の通りです」
予定では十月最初の交感の日にミランダ様の銀河サロンへ殿下をお招きして、翌週にはダルシー嬢の北斗サロン。更に翌週が私の北斗サロン。それが済むと秋の祭典で、前学期の中休みに入ります。
休み明け十一月初週の交感の日には
「ですが、コーディリア様のご意向により、全ての予定は白紙に戻されました」
「白紙に?」
「予定していた全てをですか?」
さすがに狼狽えましたわ。サロン毎の歓迎会については、元より普段からの私たちを見て頂く主旨もありますから、殊更準備に手を付けていた訳ではありません。だとしても過去の例に漏れない内容を何故?
「コーディリア様からは週替わりに会を設ける必要はないと。また、サロンの見学も都度、ご自身で訪問先を決められるそうです」
思わずダルシー嬢と顔を見合わせてしまいましたわ。コーディリア様のご気性を知ればこそ、考えつかないほど頭ごなしな内容なんですもの。
「加えて来月に予定していた歓迎祝賀のパーティは、これもご要望により時期が繰り上がります」
「前倒しになりますの?」
「それはいつですか?」
ダルシー嬢の発した「いつか」の問いに、ミランダ様は他では見せない渋面を作られました。
「十月一日、魔女の日です」
「無茶ですわ! 六日後だなんて、そんな……」
驚く余り椅子から腰が浮いてしまいましたわ。
隣りを窺うとダルシー嬢は口元にナフキンを当てて、その横顔にサッと氷の気配を湛えました。
「殿下のご意向なら無理と言わずにやるまでだわ。明日からのサロン活動を休止、ないしは五限までに限定することで人手は確保できます。当日必要になる物、料理人などの雇用に関しては私たちで手配を分担すれば済むことです。多少の粗が目に付いたとしても、そもそもが学生の手作りパーティですから、大仰に気にかける必要はないかと思います」
天変地異にも動じない冷静は
「結構。さすがはダルシーね。ではパーティの準備は二人に指揮を執って頂きます」
「それは、私とダルシー様でということですの?」
「ミランダ様は何をなさるんですか?」
「その話は馬車の中で。さ、移動しますわよ」
ええ? ロールキャベツに伸ばしたトングが空を掴みました。すっかり話に耳を持って行かれてランチはほとんど手付かずです。ダルシー嬢も肩を竦めて目を回す仕草。この時ばかりは同じ思いでしたわ。
***
東通用門を出た先で用意されていた馬車へ乗り込み、居住区画の北門から敷地外へ。
馬車はアカデミーの所有で
「ダルシー、貴女先程、私は何をするかのかと尋ねましたね?」
「はい。私とナディーン様で準備の指揮を執ることは分かりました。けれどミランダ様は何を?」
「言うまでもなく貴女方二人の采配を監督します」
はい? そりゃ学年も家格も上には違いないけれど、この急難にどこから目線の物言いなのよ。これだから北部貴族は。
「貴女たち二人には責任を取って貰うということです」
「責任? 今回のことで私やナディーン様にどのような責任があるのですか?」
「派閥争い。楽しそうで何よりですわね」
えっ……、どうゆうこと?
確かに今朝もメンバー同士のいざこざはあったけれど、お互い大袈裟な表現として派閥争いと言うのであって、アカデミーから説諭や叱責を受けた覚えは一度もないわよ。
ナディーンを見たって首を振って否定する。そうよね。行き過ぎはないはずよ。メンバー間の小競り合い以前に私たちは、お互いのサロンの成果を競っているんだから。
「コーディリア様の耳に入ったのは、サロンが派閥と称されていること。派閥間に争いが存在するということですわ。ねぇ? 覚えがあるのではなくて? ナディーン」
「…………」
ナディーンの苦虫を噛み潰した顔と言ったらなかったわ。完全に覚えがある顔じゃないの。
「ナディーン様? 貴女、コーディリア様に何か余計なことを言ったの?」
「違いますわ。私ではなくて……、その……」
「歯切れ悪っ! はっきり言いなさいよ」
するとナディーンは春の中休みに皇女殿下から観劇に誘われた際のことを語り始めたわ。どうもその折にアカデミーの話題が出たみたいね。
「ビアンカが口を滑らせたのですわ。私は争いと言うほどではないと、その場で訂正しましたのよ?」
呆れた。まともな言い訳が聞けるかと思ったら、やらかした事実の告白じゃない。
「……ばかっ」
「ばか!? 今バカと言いましたの?」
しまったわ。うっかり心の声が……。でもそれが何?
「ええ言ったわよ。コーディリア様は折れるほどか弱くなくとも細やかなお心の姫君じゃないの。派閥争いなんて言葉が耳に入ればサロンへの接し方を一考も二考もされるに決まってる。結果がこれよ。貴女と貴女の取り巻きがしたことだわ」
「何を偉そうに! 派閥争いなんて言葉はアカデミー中に蔓延していますわよ。言葉の上で過激になるのは学生気分がさせること。貴女だってそれと知って些細なことと放置して来たんじゃありませんの? 自分一人関係ない風な顔をして、そもそも貴女が突っかかって来るから小競り合いが起きるんですわ!」
はぁ? ブチキレついでに言いがかりまでかます気?
「私がいつ突っかかったのよ!?」
「いつもですわよ! 春の入試のダンス審査ですら貴女、受験生を巻き込むのもお構いなしに接触を仕掛けて来たじゃありませんの!」
……うん、やったわそれ。しかもしくじりました。
まずい。受験生を巻き込んだことがミランダ様の耳に入ってしまったわ。
あ、でも!
「言葉が過激なのは何ですって? 学生気分? ご冗談。つい最近のことだったと記憶しているのだけど、北斗サロンは確か剣十字サロンと決闘騒ぎにまで発展したんじゃなかったかしら?」
「ぐっ、ぎぎっ……」
勝った! あははっ、凄い歯ぎしり。
でも待って。今のこそ大失敗じゃなかった? 私ったらガラテア・ブランペインの事で相談を持ちかけられているというのに、当の彼女を引き合いに出してしまった。
ナディーンがギャンギャン吠えるから、すっかり当てられて売り言葉に買い言葉。ここであの子の話題を持ち出すべきではなかったのに……。
「ミランダ様すみません。お耳汚しでした」
傍観を決め込むミランダ様に振ることで対立を収束させる。それが狙いだったのだけれど、
「問題はそのガラテア・ブランペインさんなのよ」
眉間の皺を指で押さえて、余程の頭痛の種みたいね。
「あの、ガラテアが何か……?」
恐る恐る尋ねるナディーンの心情は丸分かり。入学から一箇月も待たずに、今やアカデミーであの子を知らない者は皆無だもの。魔獣騒ぎ、決闘騒ぎ、悪霊憑き騒ぎと来て、普段の素行も悪目立ちが過ぎるくらい。それが殿下のお耳にまで届いてしまったのかしら?
「貴女たち、コーディリア様の護衛官であるユーイン卿はご存知?」
ユーイン・ラ・フェイ? 確かミザール州の名門、フェイ侯爵家の騎士ね。先代フェイ騎士団長の甥の子だかで、近衛騎士として帝室に仕えていたところを、コーディリア様の成人を機にその護衛官に取り立てられたと聞いているわ。
「ユーイン卿は剣十字サロンのレイモンド・ル・フェイとは親戚というだけでなく、実の兄弟のように仲がいいのだそうよ。その関係で、例の決闘の件もユーイン卿の知るところとなったようね。ここで一つのジレンマが生じました」
「ジレンマですか?」
「ガラテアの素行が問題で、と言うことでしょうか?」
「いっそ直接確かめた方が早いかもしれません」
ミランダ様に釣られて窓の外を見やると、折しも離宮の門を潜ったところ。馬車から降り立つと、荘厳さは控え目に、田舎の風景と調和した落ち着きある佇まいのお邸。
「さっきはご免なさいね。少し口が過ぎてしまったわ」
「え? ええ、私の方こそ」
先程の失言を謝罪すると、ナディーンはどこか浮足立つ様子から立ち直ったようだった。
「ガラテアの血筋が問題になるかしら?」
「少なくとも話は出るでしょうね」
あの子の件で矢面に立つのはあくまでもナディーン。私の役回りはそのフォローよ。相談があるとだけでまだ何も聞かされていない。こんなことなら早々に返事をして話を聞いておくべきだったわね。
***
春以来となるコーディリア様との再会は本来であれば喜ばしいこと。それが今やお通夜ですわ。
今一つ状況が掴めないことから車中ではダルシー嬢と口論までしてしまいましたけれど、下車の折の謝罪が余りにも意外で、それが気持ちを立て直す切欠になるだなんて皮肉ですわね。
出迎えの従僕を先に立ててエントランスから中庭へ。秋もよいの花庭を行くと、向かいの主殿から耳に触れるものがありました。
「音楽、ですわね」
「ええ。
妙な気がしました。
ご趣味の観劇を除けば倹約を旨とするコーディリア様が、学問をしに移られた離宮へ演奏家を同伴? 今日だけの座興としても、私たち三人に対して大仰が過ぎます。同じ印象をミランダ様もダルシー嬢も等しく持たれたようでしたわ。
「どうぞ、真っ直ぐに奥までお進み下さい」
案内の従僕が正殿の入口脇に控えて入室を促します。先頭のミランダ様が戸枠の影に収まった辺りで足を止めおもむろに振り返りました。
「どうかなさいました?」
ところがその瞳は私でもダルシー嬢でもなく、別の何かを見ています。視線を辿って行くと、ミランダ様は今し方戸脇に控えた従僕を見ているようでした。
「貴女たちも確かめて。奥の間の入り口!」
怯え――。
そう感じさせる声音にダルシー嬢と顔を見合わせて、言われた通り直ぐに奥の間の入り口を目探りしました。両脇に佇立する従僕。右側の顔に見覚えが――。
「えっ!? あの顔は案内の――」
「どうかお逃げ下さい!!」
案内の従僕と同じ顔で奥の従僕が叫びました。と同時に踵を返したのはダルシー嬢。私も、と思った時には正殿の扉は音を立てて閉ざされてしまい、危うく体を挟まれるところでした。
「――――っ!!?」
音楽の音量がけたたましい程にいや増して耳を聾します。私は屈みかけたミランダ様の手を取って脇の通路へ。中庭を回り込む回廊を目指して走りました。
「一体何事ですの!?」
「分かりません。私には何も!」
それが道理というものですわ。こんな異常事態、解明はおろか予測の立てようもありません。
「ダメ、扉が閉まってますわ!」
回廊に繋がる角の扉は内鍵もかかっていないのにビクともしません。ならばと思って目を向けた窓も次々に鎧戸が下りて、辺りは薄闇に覆われました。
「私のオーケストラはお気に召さなかったかしら? お嬢さん方。一人は逃げてしまったようだし」
「誰ですのっ!?」
声のした方に目を凝らすと、薄闇に落ちた廊下の向こうに大人の女性のシルエット。それが不思議と見覚えがあるように感じられました。
「さあ、音色に抱かれてお眠りなさい。ゆっくりと、ゆっくりとね」
鼓膜に貼り付くような冷たい声。
***
「
悲鳴にも似た従僕の叫びに即応できたのは、妙と感じた音楽のお蔭で
ミランダ様とナディーンを置き去りにしてしまったけれど、この場は私一人でも逃れてアカデミーに急報を入れなくては――。
「逃げられると思ったか? けけっ」
声は真横から。私たちを案内した従僕が魔法の加速に付いて来てる!
「
「うおっ!?」
狙い定めて足と床を接着してやったわ。普通の人間なら急停止の余り足首を脱臼する勢いよ。でも並走した来た時点で明らかに普通じゃない。下手をすればまた追い縋って来る。
私は振り返る間も惜しんでエントランスから前庭に飛び出した。
ヒュン――ッ!!
後から何か飛んで来た。まさか矢!?
「
私を囲う氷の輪は気休め程度だけれど、確率で物理を阻害、魔法を反射してくれる。
「ニックス! 馬車はどこ!?」
「たぶんあっちー!」
根拠も何もない当てずっぽう。けれど氷の精霊は他と比べて直感力に優れた存在だから、自分の勘を頼るよりはマシ。
「ビンゴ! 偉いわニックス!」
入り組んだ垣根を回り込んだ先に馬車が並んでいたわ。御者も馬丁も見当たらない。馬が繋がれているのは私たちが乗って来たアカデミーの馬車だけ。
「ダルシー、もっと褒めてー」
「後でね。今はハーネスを外すのを手伝って。
「はーい」
馬車なんか動かしたことないもの、裸馬に乗って逃げるしかない。
「どうなってんのよ、これ!」
「ダルシー、さっきのが来るよー」
「もう!?」
まだ半分も外せてない。なら車庫に隠れる? ダメ。正殿みたいに閉ざされたらアウトよ。
「裏手へ回りましょう」
「ほらほら急いでー」
「あなたがでしょ! 浮いてないで肩に乗って!」
「はーい」
緊張感ゼロ! これだから精霊は。
人間とは危機感も死生観もまるで違うから仕方ないのかしら。
とにかく裏へ回って、お誂え向きの茂みに身を隠したわ。
「
霜柱の魔法は近付く者に足音を立てさせる。踏み込んで来たら次は攻撃魔法で――。
「臭うぞぉ。小娘の臭いだぁ」
女に向かって臭うとは言い草ね。来るなら来なさいよ。氷の矢で眉間に風穴を開けてやるわ。……いいのよね? 人間じゃないわよね? もし人間だったら――。
「そこかぁーー!!」
「――――っ!」
草木に棒でも振り下ろしたのか、音は見当違いの方からしたわ。でもこのままなら時間の問題。
ザクリ――。
霜柱を踏む音がした。来る――。
こうなったらいっそ先制? でもそこまで勇敢になれる? 冷静さは魔法で保てても度胸は別物。焦りはなくても迷いは生じる。
「こっちだ」
「え?」
「来るんだ。早く」
抑えた声が茂みの奥から聞こえたわ。冷静さを欠かない頭が声色に正気を察して、私はとっさに奥へ向かった。
「いたなぁ! そこかっ!?」
また空振り。でもさっきまでいた場所に近付いてる。
「走れるか?」
「ええ、どうにか。貴方は――」
「話は後だ。付いて来い」
手を引く男は足に酷い怪我を負っていたわ。それでも移動に支障がないのは僅かに宙に浮いているから。
「
「そうだ。君には
途端に私の立てる音が霧散した。音もなく移動する内に、段々と彼が何者か思いだして来たわ。
コーディリア様とお会いするたび、少し離れた場所から見守っていた護衛官、ユーイン・ラ・フェイ。間違いない。
殿下の安全を任されるほどの騎士がこうも手傷を負うだなんて。今この離宮で起きていることは一体――。
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