314話 仕上げ
「ご主人様、もう一息ですよ。最後はご主人様が?」
シルヴィがそう問いかけてくる。
「それも悪くないが……。エメラダ、やってみてくれ」
「……えっと。あたしですか?」
新入りのエメラダは、今回のほとんど参加していない。
「ああ、頼むよ」
「わかりました。頑張ります!」
エメラダが拳を握って答える。
やる気は十分だ。
「……えっと。ではいきますね」
「え?」
「えいっ!!」
「……ッ!!!」
次の瞬間、ティータの体が激しく痙攣したのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます