313話 シルヴィ&グレイスvsティータ

 ティータと楽しんでいる。

 ……いや、違う。

 これは結界魔法の取得に必要な行為なのだ。

 断じて俺の趣味ではないぞ。


「くくく……」


「コウタ、嬉しそうだね」


「満面の笑みなのです」


 ユヅキとミナがそう指摘する。


「そうか? ……いや、その通りだな」


「ティータさん、ご主人様に触られて幸せそうですね! 羨ましいです。少し悔しいので、こうしてやります!!!」


「おう! コウタ親分やシルヴィにだけ任せておけねえ! 俺も手伝うぜ!!」

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