315話 結界魔法使い
「あう……。その、すみません……」
エメラダは消え入りそうなほどションボリしている。
「今思えば、いきなり任せた俺も悪い。次はもう少しゆっくりやってくれればいいから」
「はい……。次こそはうまくできるように頑張ります」
エメラダが真剣な顔つきで答えてくれる。
「どうですか? ご主人様」
「うむ。……無事に『結界魔法使い』のジョブを取得しているな。これでひと安心だ。ぐっすり眠ることができる」
「よかったのです。でも、ティータさんの意識が戻るまでは、まだ起きていないといけないのです」
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