121話 貸切風呂へ
宿屋の食堂で夕食をとった。
そして、いよいよ貸切風呂の時間だ。
宿屋の廊下をしばらく歩くと、浴場に到着した。
「ここだな」
「うん。そうみたいだね」
「大きい脱衣所なのですよ」
「風呂にも期待できそうだな」
ユヅキ、ミナ、リンがそう言う。
そこは、かなり広い脱衣所だった。
服を入れるカゴが置いてある。
また、この部屋の中から鍵をかけることができる仕組みになっている。
「よし、入るとするかね」
そう言って、俺は衣服を脱いでいく。
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