第23話 妙齢女子のやさぐれ会話

私が勤務している会社は、99.9%が女性だ。

そう聞くと、


「女性ばっかりの職場って・・・・イロイロあるんでしょ?大変ね」


とか。


「なんか華やかでいい匂いが漂っていそう!」


とか。


そんなイメージを抱く方もいらっしゃると思うが、うちの職場においてはどちらも全く当てはまらない。

ああ、確かにオシャレに気を使っている方もいらっしゃるけれども、皆さま『普通』ではないかな。

私も含めて。

そして、よくドラマにあるような、『ドロドロとした陰湿ないじめ』なんてものも存在しない。

何故なら。

そんな性格の人はいないし、何より、そんなくだらないことにかまけている時間なんて、無いから。


そう。

時間が、圧倒的に、足りないのですよ。

仕事ばっかり増やされる割に、給料は全く上がらないとか、ね。

そんな訳で、仕事中に交わす会話も、結構やさぐれていたりする。


「つーかそんなん自分でやれや」

「言やなんでもやると思ってんじゃねーぞ」

「薄給で馬車馬みたいにこきつかいやがって」


はい、これ全部、妙齢女子達の会話です。

・・・・主に、私と誰かの・・・・あはは。


あー、こわい(笑)

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