第1話 聖神殿の残念悪役令嬢。(黒子視線「とあるヤンデレた姉様の悪役令嬢転生記」①)
本プレミスは、
『主催者:フィルムアート社様
その物語を一文で表すとどうなる? みなさん作品の「プレミス」を募集!!』
参加作(修行作)です。
【エクササイズ① 聖神殿の謹慎処分】
■ 主人公は誰?
貴族院の魔法科学校の伯爵家令嬢の身を焦がす火照る熱、ですわ。
陳腐な悪役気取りの田舎者、勘違い令嬢に身に宿った、《火照る熱》とやら。
どうやら、前世の記憶を持ってますわね。
■ 主人公は平凡か、非凡か?
前世の記憶を持つ《火照る熱》が主人公。
平凡ではないかも、ですわね。
■ 冒頭で主人公はどんなシチュエーションにいるか?
聖神殿の隠し部屋で、令嬢がお戯れに桃巫女の唇を奪った時に感じた苦味が、令嬢の身の潜熱が着火するきっかけとなったようですわ。内なる《火照る熱》は、告解室で告解する令嬢の小さな自意識を焼き尽くしましてよ。
■ 冒頭での主人公の状態は?
前世で致死毒を盛られ熱に身を焦がされた時の思い、
令嬢が聖神殿で謹慎を受ける事となった貴族院での顛末、
その両方を覚えていますわね。
前者は、キャバ嬢とかいう仕事で生計を立てていたヤンデレ姉様が自身の身よりも妹分を案じるお話。後者は、上級貴族令嬢が貴族院で中級貴族たちのそそのかして刃傷沙汰という陳腐な悪役令嬢のお話。
ヤンデレに、悪役令嬢、いずれも陳腐なお話、かと。
でも、偶然に出会った2人が姉妹の
この黒子がお慕いするお姉様は、もちろん、こんなヤンデレ姉様ではありませんけれども。
とれあれ、その永遠の愛の
✧……✧……✧……✧
さて、令嬢の謹慎処分の日々は終わりを迎えたようですの。
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