謹慎、お姉様、そして、聖女。という話のプレミスたち。(『落ち目の謹慎令嬢、救国聖女となる』(キンセイ)構想編)

十夜永ソフィア零

プレミス(さすメガ版)✧テイク2

 本プレミスは、

『主催者:フィルムアート社様

 その物語を一文で表すとどうなる? みなさん作品の「プレミス」を募集!!』

参加作(修行作)です。プレミスは2文までオーケーとのこと。


 当初に書いたプレミス(次章以降)に基づいて書き始めてみたところ、その不出来に気がついたので改訂してみました。

 すぐに2文とするにはやや無理がある気がしたので、まずは4文にしてみます。


【4文版プレ・プレミス】

 謹慎処分を受け貴族院の序列転落中の田舎伯爵令嬢の主人公は、聖典の全神話の書写の罰を終えた日に聖神殿の告解室にひとりもります。そこで、聖なる声を聞くや「さすがは女神様です!」と声の主に心酔してしまいますが、それは彼女の勘違い。

 ですが、声の主は本世界=乙女ゲーム《リングワールド・ラブ》の神プレイを知る転生者。その導きの下、主人公は女神様と素直に心酔したまま、貴族院での序列逆転劇を演じ、さらには、救国の姫と呼ばれるまでに至ります。


✧……✧……✧……✧


「さすがは女神様です!」(さすメガ)と、

「さすがはお兄様です!」(さすおに)の

パクリ気味なテイストとなってしまいました?!


 本作、『魔法科高校の劣等生』の1巻のように、さすおに無双&バカにする1科生ざまぁ的なストーリー展開とできるかどうか。


 さておき、ここからさらに削るには、どう内容を絞り込むべきか……以下のようなプレミスとしてみました。



✧……✧……✧……✧

【プレミス】

 貴族院の序列転落中の田舎伯爵令嬢の主人公、聖典神話の書写の罰を終えた日に告解室にひとりもり、聖なる声を聞くや「さすがは女神様です!」と心酔してしまいますが、声の主は本世界=乙女ゲーム《リングワールド・ラブ》の神プレイを知る転生者。

 その導きの下、主人公は、脳内女神様に心酔したままの、貴族院での序列逆転劇を演じ、さらには、救国の姫と呼ばれるまでに至ります。

✧……✧……✧……✧


【本作】

『落ち目の謹慎令嬢、救国聖女となる』(略・キンセイ)

https://kakuyomu.jp/works/16816700426949746994


 次話以降は本作の構想篇となります。

 プレミスの作成記を公開する習慣は割りといいなと思えてきたので、

試行錯誤過程を公開したままにしておきます。


……あれ、プレミスを書く試行錯誤のせいでしょうか?

なりきり黒子の「もう、このリスタリカとかいうポンコツさん、お姉様、お姉様と少しかしましすぎですの」という声が聞こえてくる気が……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る