第2話 貴方みたいな自称ぽっちゃりのクソデブ殿方って〜女性がぽっちゃりって自称すると “お前はもうただのデブだろう!!”と喚き散らしますよね

 「え、誰って貴方に決まっているでしょうおデブ様。

私は淑やかで品のある少女なので、おデブ様と様付けしてあげてるのだけれど、それで何か不満でもあるのかしら。

貴方がおデブ様なのは事実でしょう。

まさか、自分がぽっちゃりだとでも言うのですか。

ぽっちゃりなんて通り過ぎてがっつんデブよね。

貴方みたいな自称ぽっちゃりのクソデブ殿方って〜女性がぽっちゃりって自称すると

“ふざけるな!!お前のどこがぽっちゃりだ!!お前はもうただのデブだろう!!”

ときれて喚き散らしますよね。

それなのに、自分がクソデブな事には甘くて、誰がどうみてもクソデブなのに

“僕様はぽっちゃりなんだ!!デブではない!!”と自己擁護するのね。

最低ね。

自分を客観的に見れないからクソデブなのよ。

自分に甘いからクソデブなのよ。

どうして自分に甘いのかしら。

それでどうして人には厳しいの。

ねぇ、少し自分に厳しくしたらどうかしら。

できないからクソデブなのでしょう。

それは分かるけれども。

あーもう!!

なんで私のような気の弱いか弱い少女を狙ってぶつかってくる見ず知らずのクソ外道デブに

わざわざこんな事教えてあげているのでしょう。

私は貴方みたいなクソ外道デブがどうなろうとどうでもいいのよ。

3000万円。授業料3000万円渡しなさい。

大人しく渡した方がいいわよ。

セクハラ痴漢暴行の罪も追加されたいのかしら。

貴方はセクハラ痴漢暴行したのですからね。

私のようにか弱い少女は、貴方のようなクソデブがぶつかってきたら、簡単に倒れて死ぬかもしれないのよ。

これは殺人未遂も追加でしょうかね。

だから、さっさと授業料3000万円渡しなさい。

今大人しく授業料3000万円渡したらそれで丸く収めてあげるわ。

ありがたく思いなさい」

 はぁ、私は優しすぎますね甘すぎますね。

それでも、優しすぎるのが甘すぎるのが私なのです。

そんな事で私を責めないで下さい。


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