第2話 入学試験

「おはよ。」


「うん、おはようくろのん、頑張ってね?」


「ありがとって言っても、適正がなかったら終わりなんだけどな…笑

ひかりも勉強頑張ってたし、きっといけるよ、一緒に入学しよう、絶対。」


入学試験は2週間設けられており、全国からソードテイカーになりたい人が集まってくる。と言っても、戦うのは危ないし、今は医療関係や飲食関係の仕事が需要がある為、そこまで人は多くない。

大体適正試験に落ちるのは全体の1割程度、緊張がはしる。


次、受験番号1051番の方〜

どきっとする。1052番のため次が俺の番だ。


「1051番、、、適正なし、今回は縁がなかったということで。」


俺の前で、一人試験に落ちた。彼は泣き崩れている。だが1割と言うこともあり、俺は少し嬉しかった、確率が上がった気がした。だめだよな、こんなこと考えるの…。

次、1052番の方〜

「はい!」

「いってらっしゃい、くろのん!」


適正、、、ありです、ランクはFランクですね、次は軽く身体測定などあるので皆さんの適正テストが終わるまでお待ちください〜。


「ひかり!Fランクだったけど、適正あった!よかったほんと…」


「うん!笑おめでとうくろのん!笑私も適正絶対欲しいから、頑張る??ね?笑笑」


次、1053番の方〜


「じゃあ行ってくるね!笑」


1053番さん、適正は、、、!?!?

適正はSランクです!!

おおおおおお!!!!

周りから声が上がる。

1053番さん、どうぞこちらにお越しください!ぜひ戦闘科に!


「えっ、私、サポート科にいきた、、、っ」


「ひかり!

待ってください!ひかりはサポート科に行きたくて来たんです!」


「1052番さん、 Sランクの適正と言うのは日本で2人目なのです、今から鍛えればSSランクにも、、、戦闘科に来ないことはこの世界にとってもったいない、すいませんが失礼します。」


「ひかりー!!!」


「大丈夫だからくろのん!身体測定がんばるんだよ、!!」


そうしてひかりは、連れて行かれてしまった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る