物語の前半「ボク」が見ている世界はどこか無機質で、彩度が低い。それがとてもリアリティーを持って伝わってきます。三毛猫「ミー」との出会いを通して、苦悩しながら徐々に色づいていく「ボク」の世界を、是非味わっていただきたい物語です。