断章〈汚染炎上光帯都市QVC〉~Be First Strike Order~

 MKRの3人がチュートリアルを受ける最初の時代にはみ出た空間次元光帯。

 ノエルの船には異能者探偵を乗せる艦としてあらゆる時代の障壁は突破できる。

 医療能力者Qちゃん牧師を艦に乗せて、QVCが炎上しているのは2000年ごろ。

 とある日本の都市に位置する。QVC

 光帯フォトンベルトの影響か光帯フォトンベルトが発生した高次元級の放射能と2000年にイレギュラーが起こった災害指定都市だ。!)とは最も注目の音楽クリエイターアニソン界のおしゃべりクソメガネオーイシマサヨシ×ニコ生(ニコニコ生放送・YouTube・twich同時視聴者数コメント数を誇っていたがコレコレやバベルVtuberに抜かされていた)で最も視聴者数コメント数を誇るうんこちゃんがこと加藤純一がタッグを組んだ音楽バラエティーネットでバズる・・・・ヒーロー勇気パワーミラクルドラゴンエネルギーヒーローミラクルマッハパワードラゴンエネルギー!!!HEYッ!YOUッ!アンダースタンド、ここはニコ生アンダーグラウンド、働け母ちゃん、金がない、親のすねをかじってルンルンルン♪ヒーロー勇気パワーミラクルドラゴンエネルギー!ヒーロー勇気パワーミラクルドラゴンエネルギーッ!HEY!YOU!アンダースタンド、ここが約束の地に集う無職がゴミのような流星街ニコ生アンダーグラウンド、働け母ちゃん、鑿を喰らう、自分だけを愛せよ?愛せなくて毎日耐えるだけの配信が詰まらない!HEY!YOU!Siriッ!親方ァ!あいよー、HALOWORKに行こうぜ!ナマポ最高!働けニートども!!!!親のすねをかじってニコ生アンダーグランド、働け母ちゃん!ルンルンルン♪ルンルンルン♪ドラゴンエネルギー》》

 炎上都市の橋の上で胡坐をかいて歌っているこの人物こそ、葉加瀬ハヤト本人だ。

 タラチオという訳ではない。この人物こそ100年前の日本を震撼させてKGUの異能者との死闘の末倒されたである。

 葉加瀬ハヤトは、神の異能力者に選ばれた救世主の子。大淫婦に縁があるか、ないかと地獄の異能力を持っていた神武とは異なるがイスラエル王家の12支族の1支族が日本に漂流しユダヤの継承を行ったとされている。

「まったくどこも変わり果てた世界だな、夜見?」

「お兄様こそ、確かに酷い有様ですね。ここに人はもういない。骨と骸と影法師かァ」

を護っているんだろうか、知らないが、ここはあくまでもイレギュラーの特異点だ。通常の判断ではここが人類史の起点となっている訳ではない。」

ね。兄さんこそ、無茶はしないでくれよ。ドラゴンエネルギー歌う兄さんってはじきだされた傾奇者の兄さんには趣向があっている」

 加賀美だ。尾花栗毛の青年で葉加瀬ハヤトの実妹。この3人がこのQVCに来ていたのはMKRがここに来る7日前の事。

「夜見?は?そちらもそちらによっては俺の異能がまだ9割も回復しきっていない。エンペラーとのKGUの連中を甘く見ているのがあまかった。地獄の力は神を喰らう、俺はこうして現界出来ているが、機能は不調だ。」

 葉加瀬ハヤトはその力をまだ戻っていなかった。大橋の上に立ち、大声でドラゴンエネルギーを歌い手を広げる。

「兄さんはかつてニコ生で歌い手として日の目を見ることはなかった。歌い手としてはシャウトが利きすぎてその高音ゆえに喉を壊した。女癖もひどく、当時のニコ生女性配信者にコメントして女性配信者とコラボし、夜はラブホに無理やり1発2発3発ウルトを投げて兄さんの特濃凝縮した塊チャージライトで熱く一夜を共にした。タップストライフが修正され、兄さんは女性の膣内にマスティフを撃ち、カービンも撃った子宮はボロボロ最高13キル6アシストまでキルリーダーに何度も兄さんは選ばれた。そして、ニコ生から出ていきVtuberに転生しに戻ってきた。なんというか皮肉だよ、兄さん(宿13161615の子に兄さんは26を超えていた。そしてその夜にチャージライトを撃ち込み子を授かった》》)」

 加賀美は葉加瀬のそうした部分をよく知っていた。兄さんは狂信者であるが救世主の洗礼を受けている。兄さんには預言者ヨハネと使徒ヨハネが異能力の本質の発現。

「ハヤトには13人の使徒が守護天使としてその肉体の意識を急速再生している。異能のである。葉加瀬ハヤトは生まれながらにして神の子、神というのは言い過ぎだ。アヌンナキの血を正式に継いだ宙の子。キリストは神にして人の子。葉加瀬ハヤトは自らを救世主としてこの地に降り立った」

 夜見冬雪だ。加賀美れなは実弟であるが、実妹であり、マグダラのマリアを血を分けたイスカリオテのマリア。どちらにせよ、この3人がこの地に来たのがイレギュラーの反応を示した。

「PEX?ハヤト、どうする?は確かにこの先に空洞だが、守り人がいる。防人だ」

汚染しきった泥だ。ばっちぃアークは俺には不要だ。」

「兄さん、気にするなよ。オレはKGUの理を受け入れてもない。KGUの神髄は妄言に囚われた幻影だ。お前ら?この地に来ることはもうない。早急に出るぞ」

 葉加瀬ハヤトはの神の契約書にサインしてヤハウェから再度異能の回復を望んでいたがそれを放棄。このQVCは最初から炎上し、汚染していた。

 QVCをあとにする3人。葉加瀬ハヤトは背筋がよく通って入り、度重なる戦闘故に葦毛が地面まで伸び切って杖をついて移動している。

 夜見冬雪は銀髪に真紅を目をして、麻のコートを着て麻の布地を着ている。布地を脱ぐと、青黒の甲冑を着ており、軽い素材での甲冑なので動き回れる。大剣を背中に担いでいる。異能力は不明だが、葉加瀬ハヤト同格の持ち主。

 加賀美れなは葉加瀬ハヤトの実妹にして、加賀美れな本人があの時に生まれた子供なのではないか?と疑問視しているが目元がハヤトそっくりであり、謎が多い。

「聖櫃の所在、ここにもないのか」

「いったい、聖櫃アークが誰に手に渡った?イスラエル王国の北と南に分断後、バビロン大捕囚の際に、新バビロニアの時代ですら俺を、俺だけが探し回っている」

 葉加瀬ハヤトがKGUの死絶な死闘を死線累々を超えた先に、異能を回復しようとここに立ち寄ったのだが汚染しきっていた。ハヤトはVtuberに転生の前に条件を課せた。ハヤトは神の異能に救世主の器にイエス・キリストがゴルゴダノ丘にて十字架に磔にされローマの僧兵ロンギヌスに貫かれて滴る血を浴びて、ロンギヌスは改心して聖人として召された。ハヤトの血に刻まれているのは、聖槍の解放だ。

 もっとも、QVCに来たのは愛玩の者の回収もあった。かつてニコニコで敗者として切り捨てられた正史世界ではドワンゴから分史世界の異聞帯に愛玩ラブリー・ライアー根源覚醒黒箱ロストアーク・エトワール・ド・ムーンホープノアは遺っているからだ。そのヒントにニコニコの遺産オーイシ加藤のクソ音楽王ドラゴンエネルギーをハヤトはVtuberになってでも歌い続けている。オーイシマサヨシと加藤純一に近づいた歌い手としての・・・・それはエゴだったと思ったら大間違いだ。望月唯我タラチオはただ一つだけ守り抜いたものがある。信じられるのはこの現実だけだ。英雄に憧れは抱いていないが、イエス・キリストの血を継ぐ救世主の子としてここにも

「人生なんて美しくはない、英雄光断・神々の威光よ、天に召されよ《パウロ・ルキウス・セイントヨハネス・シャローム・イェール・ラブリー・ライアー》ッ!!!!!!!!」

 ハヤトの異能は回復しきっていないがそれでもQVCに巨大なクレーターが割いて空間を軸にしている時代の門が壊れた。2000年という反動が来てしまい、反重力の重みにQVCの正確さの正史世界は吹き飛んだ。異聞帯のはざまに境界線上の意識の電子量子の位置QVCに逆の創世が興った。9割以上のロストをしているハヤトだったが、キリストの十字架のおかげで微々たる力の温存はできている。

「兄さん!ここにはもう用がないって!?無駄な時間だよ、アークを隠し持っていたのはKGUだとすれば?兄さんはKGUと闘い、葛葉純一に敗れた」

「だな、負けた。葛葉純一に俺が負けた。エンペラーの遺志を継ぐガキに。それでもKGUオレは取り戻すぞ」

「ハヤトは焦っている。だからこそ、ここに来たのだ。有り得ざる事象の帰結に反して葉加瀬ハヤトは燃えているのだよ。キリストの十字架のおかげだか、はっきりと知らないがハヤトは・・・・・あのお姿はだわ」

 夜見冬雪は加賀美れなを見渡しながらコートを背にかけた。夜見自身ニコニコという切り捨てたドワンドの境界帯に用はなかった。

(これは口にしないでいおこう。ハヤト様が追い続けている捜しもの”ひとつなぎの大秘宝”愛玩のラブリー・ライアーとは他ならぬ私であることを。まぁバレてもしょうがないか、だって夢の終わりにでしょ?いつか終わる夢に価値はないよ。けど、一番のディープインパクトだったのがかな)夜見は涙をぬぐいハヤトの必至な姿はまさに地上最後の救世主でなく、人であった。

「悲しいことは後だ、先に奥に行こう」

「QVC自体がつぎはぎの都市だ。点と線でバラバラだが、この奥に何が?」

「この都市の防人だ。オレは赦さない。この異能力イール・シャローム・パンデコスタ・アブゾルディア・デムネフィルは十字架に課せられた使命の大きさ代償で決める。オレは強くなりたい!っていう願望じゃないが、KGUとの争いの中俺はエンペラーを打倒し、エンペラーの遺志を継いだインターネットヒーロー加藤純一葛葉純一の手により敗れた」

 奥に行くと、眩い輝きでは無く漆黒の汚染の元凶が黒い箱か。ハヤトはドラゴンエネルギーを歌い、限界ギリギリの異能で防人に挑むが、防人は動かない。黒い箱が中が開く。

 14000QVCという結論か、じゃーんと鼻をすする葉加瀬ハヤト。

「兄さん、やはりこれが原因だったわけですね?」

「そうかいな、だったら壊すぜ!栄光の天に、我が主の聖槍13使徒開始《パウスロリアヌス・ロンギヌス・シャローム・エイブラハム》ッ!どりゃああああああああああああああああああああああああああ」

 フレンが使う聖槍12議決とシステムが似ているがこちらの方こそ本家の聖槍の使い手。ハヤトの周縁に呼び出される12の聖槍が意識を具現化してキリストの13の使徒がクババを貫く。クババは為す術すらなく、聖槍に貫かれ、黒い箱が完全に破壊する。ハヤトは血を吐いて、膝をつき、右腕が壊死で動かない。

「兄さん、無茶だった。9割減も異能は使わないと決めたはずじゃないか?」

「夜見、俺を誰と思ってる。神の異能では不可能はねぇよ。ハァ・ハァ・・・・ハァ・・ハァ・ハァ・・・・ハァ・・ゴッホガウッグッガウッグッハァ・ハァ・・・・ハァ・・」

 ハヤトの異能によりクババのデータが消えた。だが、この汚染炎上というシュミレーターは消えていない。加賀美がハヤトに錠剤をのませた。

「兄さん、これでも飲んでもうここには用がないでしょ、帰りましょう」

「おう、そうだな、必ずどこかの時代にあるはずだ。オレンジ今日も食べてみたけどすっぱくて泣いた。ハハハハ、撤退だ!」

 MKRが来る7日前のこと。葉加瀬ハヤトたちは目的の不達成の中時代の転移で消えた。



 

 

 


 

 

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