第3話 身の上話
土砂降りの雨がやみ、天候が回復するまで雨宿りする事になった。
パスカルとルルは、身の上話に興じていた。
ルルは、薬師であるらしい。
そのため、薬草を採取するために近くの森をうろついていたと言った。
ルルが拠点としているホームタウンは遠い。
だから、ここにくるまでかなり時間がかかったようだった。
森で薬草の採取をしていたその途中で雨に降られたので、ここへ雨宿りしにきたという。
「パスカルはお姉さんを探しに旅をしてるんだね」
パスカルは家族の姉を探している事を伝える。
パスカルの姉は、ある日突然失踪していたからだ。
ルルに頷いて、パスカルはそれからも色々な言葉をかわした。
そしてパスカルは、護身術として魔法の腕を磨いている事も話す。
修行中なので、発動に時間がかかる事も。
穏やかな気質のルルと話すうちに、パスカルは自然と警戒心をといていった。
一人旅を続けていたパスカルは、旅の出来事を色々と聞かせることになった。
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