第7話 エルファニに何でも奪われまともに食事もできずやせ細っている私は更に毎日の重労働で やせ細っているを通り越してガリガリになっていました

 エルファニは、幼い頃から私の物をなんでも欲しがりました。

エルファニはデブで強欲で私の物をなんでも欲しがるのです。

なんでも、なんでもエルファニは私の物を奪っていきました。

 『お姉様〜お姉様のヨーグルトの蓋についたの頂戴』

 『お姉様〜お姉様のスイカの種頂戴』

 『お姉様〜お姉様の残した魚の骨頂戴』

 エルファニは、私の食べ物をなんでも欲しがり奪って食べてきました。

そのせいで私はやせ細り、エルファニはクソデブになりました。

 『お姉様〜お姉様って〜やせ細っていてブスなんだから〜シュノール男爵家の仕事エルファニの分までやっておいて〜

何〜?何か不満でもあるの〜ブスの癖に〜生意気ね〜ブスの分際で〜身の程を知らないのかしら〜』

 エルファニは男爵令嬢としての仕事をせずに、私に全部押し付けてきました。

エルファニに何でも奪われまともに食事もできずやせ細っている私は、そこから更に毎日の重労働で

やせ細っているを通り越してガリガリになっていました。

いつのまにか、”シュノール男爵家マーリットはガリガリガリマーリンマリリリン”の称号を受け取っていました。

酷いです。

私が、一度でもそんな馬鹿で安易な口調キャラを演じた事があったでマリリン。

気づいたら誰もが私の事を”シュノール男爵家マーリットはガリガリガリマーリンマリリリン”とあざ笑うようになりましたリリンリンリンリンマーリン!!

何故マリリン?

何故、何故マーリンをそんな心無い言葉で傷つけるのマリリン?

誰もが、マリリンを傷つけて楽しんでいましたトントン。

 『マリリッ!!キパム。何故、マーリンは”シュノール男爵家マーリっとはガリガリガリマーリンマリリリン”なんて酷い称号で呼ばれるリーット?』

 『はぁ、そんなのお前が悪いんだろう』

 !!酷い!!酷いリット!!

酷いリンよねリン!!

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