第4話  永遠の飢餓を与えるだけでは物足りないと、毒による苦しみも味合わせてあげようと、そういう事なのですか叔父様。 そういう事なのですね叔父様

 「うふふふ、気分がいいわぁ。嬉しいわぁ。幸せだわぁ私。

そうだわ、こんなに良い事があったのだから、何かスイーツを買いにいきましょう叔父様」

 「はふふふ、有能叔父様はもう用意してある。有能だからな叔父様は」

 「さっすが叔父様ー」

有能叔父様はやはり有能なのでもう準備していたのです。

流石の叔父様です。

 「ブランマンジェだぞ。3つあるぞ」

 「うふふふ、アーモンドミルクだわアーモンドミルク」

 !!叔父様がブランマンジェを一つ瓶の中に投げ込みます。

 「!!何するのよ叔父様!!」

 「うわーい、ありがとう叔父様〜ブランマンジェだわ〜蜂蜜たっぷりのアーモンドミルクが冷たくて美味しいのよね〜」

 「叔父様!!なんでエルファニに一つあげてしまうのよ!!」

 叔父様、毒でも入れてあるのでしょうか。

永遠の飢餓を与えるだけでは物足りないと、毒による苦しみも味合わせてあげようと、そういう事なのですか叔父様。

そういう事なのですね叔父様。

なら、今は叔父様に合わせておきましょう。

毒を入れてあるなんてエルファニに感づかれてはいけませんからね。

うふふふ、エルファニは毒にも苦しむ事になるのですね。

やーいやーいばーかばーか。

 「ゼラチン♡美肌♡アーモンドミルクのビタミンEで私の美肌は更につるつるぷるぷる美肌になり若返り永遠に若いままなのねー」

 エルファニは馬鹿なので、毒が入ってるなんて考えもしません。

瓶の中では死ぬ事もないのだから、ただただ毒で苦しみなさい。

いい気味だわざまぁ(笑)

今まで私をいじめて虐げて私のお菓子をなんでも奪ってきたのだから、当然の報いですね。

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