第3話
「誕生日おめでとう!今日もいい日になりますように!」
ちなみに、わたしの誕生日は明日である。
この善意にどう返すか試されてる気がする。
『ありがとう!実は明日が誕生日なんだけど、まぁ○月は全部誕生日みたいなもんだしありがたいよ~』
『気が早いじゃん~、誰よりも早く祝ってくれてありがとう!明日○歳になります☆』
『そういう新しい祝い方、嫌いじゃないぜ!』
2年連続前日というのはもはやそういうギャグとして受け止めた方がいいのかちょっと迷う。
なんかさぁ、いや、もういいか
その人にとってその程度だったんだよ
こっちが祝わなくなったら綺麗に忘れてくれるでしょう。
そのうち誕生日なんて、もうなんの意味もなくなるんだから。
今日も誰かの誕生日 おちば @ochiba_2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。今日も誰かの誕生日の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます