第31話

ライが正気に戻った時には、

成神だった物はぐちゃぐちゃの肉塊の様になっていた


「っうわ、あれ?アタシ、何して、、

このぐちゃぐちゃって、、もしかして、、、


違う!こんなの気にしてる場合じゃない!先にやらなきゃいけないのは、、

セーフさんとケーサツさんに連絡して、

事情を知ってる方のきゅーきゅー車を呼んでもらって、、」


ライはスマホを取り出して、電話をかけた


「もしもし、ライです。依頼が完了しました、石川組の本拠地です。

その、一緒に来てたりぃが、重症で、瀕死で、

きゅーきゅー車も連れてきてください。

後、ターゲットの死体がグロイのでそういうのに耐性がある人だけで来てください」


ライは、電話を切ると、すぐにりぃの傍に駆け寄った


「りぃ、、?りぃ?しっかりしてよ、、依頼は終わったし、

きゅーきゅー車も呼んだよ、、もーだいじょーぶだから、、しっかり、」


いくら声をかけても、りぃは目を覚まさない

それでも、しばらくの間、ライはりぃの体を揺さぶっていた


10分程たった頃に、ようやく警察と救急隊が到着し、

1番奥の部屋まで到達した


「遅くなりました、すいません!


瀕死なのは、、、その方ですね!急ぎ搬送します!」


「お願いします!」


結果、石川組組長成神は死亡

その他組員約30名は逮捕、書類送検された


そして、その日から1年後、、、、




次回、最終回

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