第25話

「違うの!逆!あいつが強すぎるの!」


「でもさ、うちの親に負けてんだよ?だったらアタシにだって勝てるって!」


「それは16年前の話でしょ!多分、もっと強くなってる!

私はライが心配で言ってるの!」


口論は終わらない、

結局、険悪なムードのまま夜を迎え、眠りについた

訳がなかった


夜の2時を回る頃、むくっとライが起きだした

そして、スマホを取ると、どこかへ電話をかけた


「もしもし、あー、初めまして、ライです。

きのーもらった依頼ですが、アタシ1人で受けさせてもらいます。

それでは」


それだけ言って電話を切った

そして、そそくさと出かける準備をして、出かける準備をしていると、

背後から声をかけられた


「どこいくつもり?」


「っ!りぃ、、、、」


振り返った目線の先には、りぃが立っていた、

しかも、しっかり着替えや武器の準備等をして


「行くんなら、私も連れてってよ、

目標取られちゃったら、殺し屋になった意味無くなっちゃう」


「でも、、、」


「大丈夫大丈夫、もうあんな失態はしない、言い切るよ」


りぃのまっすぐな目を見て、ライは決心した


「分かったよ、ただ、危なくなっても、アタシはカバーできないよ?」


「いいの、さっきも言ったけど、もうあんな失態はしない」


2人は外に出て、車に乗り込んだ

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