第6話

「うう、なんだ、、夢か、、

 4時か、どうしようかな、今更寝れないし、布団畳もう」


現在、午前4時

りぃは昨日、午前1時に寝たため、睡眠時間は約3時間

圧倒的な睡眠不足だ


「時間あるし、朝ごはん作るか」


そう言ってりぃは

エプロンと三角巾をつけてキッチンに立ち

冷蔵庫を開けて、中を見始めた


「あ、玉子ないや、買ってこないと、

 あんまり材料無いし、パンにチーズ乗っけよっと

 だったら、ライが起きてからの方がいいか」


ライが起きてくる前に、と、りぃはスープを作り始めた


鍋に水を入れて、薄切りにした玉ねぎを入れて火にかける

火が通ったら、コンソメと塩コショウを入れて味をつけるだけの簡単なスープだ


隠れ家の中に、美味しそうないい香りが広がる


その香りに釣られて、ライも起きてきた


「りぃ、おはよー、早いね」


「おはようライ、眠そうな所悪いんだけど、チーズトースト作っておいてくれる?」


「わかったー」


ライはパンにチーズをのせてトースターで焼き始めた

こんどはパンの焼ける香ばしい香りが広がる


「いい匂~い、お腹空いた~」


「私も~」


トースターから音が鳴った

パンが焼けたようだ


「あ、焼けたね」


「そーだね、食べよーよ」


りぃは、焼けたパンとスープを食卓へ並べた


「「いただきます」」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る