第4話

りぃはニタっと笑って言った


「やっと見つけた、連絡は殺した後でいいよね、

さっさと殺っちゃおう」


すぐさまカバンからナイフを取り出し、吉植の首に突き付けた

が、すぐに鞘に入れなおした


「いや、やっぱり一息で殺すのはもったいないよ、

遊ばなきゃね」


そう言うと、りぃは鞘からナイフを取り出し

右腕に突き刺した


グサッと効果音が付きそうな程深く刺したが、吉植は起きない

傷口からは血があふれ出す


「なんだ、起きないんだ、つまんないな、じゃあ、左もっと」


ナイフを右腕から抜き、左腕に突き刺したが、吉植はまだ起きない、

りぃは内心飽き初めていた


「遊びたかったけど、つまんない、もういいや、サヨナラ

 来世ではいい人になってね」


りぃは首元をスッと切り、血がドクドクと流れ続けるのを見て、

数分後、脈がないのを確認した後、

ナイフを鞘に戻し、かばんに入れて、スマホを取り出した


「もしもし~ライ~、依頼終わったよ」


〈えっ⁉嘘!速くない⁉〉


「嘘じゃないよ、位置情報送っとくからこっちきて」


〈分かった~〉


ライがそういうのを聞いた後すぐに電話を切った

りぃそのまま吉植の写真を撮り、位置情報と共に政府へと送信した


数分後、りぃの元にライがやってきた


「りぃー、おまたせー」


「待ってないよー、さて、どうするよ」


「ケーサツさん来てくれてるし、帰ろーよ」


「そうしようか、警察さん、お願いします」


りぃとライは、現場は警察にまかせ、

家路を急ぐ事にした

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