第2話
「んで、ターゲットの詳細求む」
「OK、ターゲットは
黒のTシャツに赤の短パン、髪はオールバック、
逃走からかなり時間がたっている模様」
2人は警戒しながら建物の陰に隠れながら走り、事件現場周辺へ向かう
りぃは小声でライに情報を渡している
「ねえ、ちょっとさ、言ってもいいかな?
服装がさ、ミッ、、、」
「それ以上言ったら大動脈掻っ切るよ、ふざけてんの?仕事なんだよ?」
「ごめんなさい、張り詰めた空気を和ませようとしただけなんです。
本当にごめんなさい」
一見りぃは真剣に見えるが、実際はかなり気を抜いている
仕事とは言っているが、その道のプロにとってはお遊び感覚だ
「んまあさ、そいつシロートなんでしょ、本気で走ったとしても
とちゅーでへばってんでしょーよ」
「そうかもね、しかも、めった刺しだから血まみれ、
ここ、普通に街中だしさ、めちゃくちゃ目立つ、
さっきから警察から届いた目撃情報メールが鳴りやまない」
つい先ほどから、りぃのスマホに警察から目撃情報が送られてくる
ピロン、ピロンと、着信音が鳴りやまない
このまま行動していたら、深夜でなくとも怪しいだろう
「ちょっとさ、目撃じょーほー見せてよ」
「分かった、渡しておくから教えて」
りぃはライにスマホを投げ渡した
ライは上手くキャッチする
「えーっと、最新じょーほーは、
○○市××町、1分前だよ」
「よし、すぐ向かおう!」
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