第4話 初恋
多恵は、高校を無事卒業し、工場へと就職した。
就職して間もなく、先輩の圭一に声をかけられ、グループ交際を始めた。
キャンプ、海水浴、スキー、多恵には初めての事が多く気持ちが昂った。
楽しい時を一緒に過ごす圭一の事を好きになるのに時間はさほどかからなかった。
告白は、圭一の方から、「付き合って欲しい」とストレートに言われ圭一との交際が始まった。多恵の父は、相変わらず厳しく外泊は禁止されていた。
真面目な多恵は、もどかしい気持ちを持ちながらも、父の言う事を聞いていた。
圭一もまた、真面目な青年であったため、多恵を無理矢理引き止めるような事も無かった。
付き合って2年が経ち2人は結婚を決めた。
多恵は、幸せな気持ちでいっぱいで、結婚生活が幸せなものになると確信していた。
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