梁女瑩伝 二「懿献」

当初、女瑩は帝から寵愛を受けていた。

しかし、梁冀の専横に合わせ、女瑩もまた驕慢な性格となり金銭を浪費するようになった。

これらに反発心を持っていた帝からは恐れられ、はばかれるようになっていった。


そして太后妠が崩御すると、帝は側室たちを寵愛することになる。

これに嫉妬した女瑩は身篭った側室をみな毒殺した。


これによって女瑩は帝からの信頼を失った。

やがて女瑩は憂いたまま崩御することになり、死後、懿献いけんと諡された。

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