桓帝伝 四「梁一族誅殺指令」

張彪に邸宅を包囲された梁冀はその場にいた妻と、子の梁胤りょういん、孫の梁洮りょうとうと共に自害。


これに伴い梁一族は高官数十名を連座して單超が収監、処刑し、三百余人が免職されることになる。

梁冀の妻で、猛女の養母でもある孫寿そんじゅとその一族も連座された。


ここに長期に渡り朝廷を専横した梁一族はついに衰退した。


梁冀の財産は、回収されただけで国家の租税の半分近くにまで登り、梁一族の排除された朝廷は一時空になるほどだった。

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