梁冀誅殺計画

桓帝伝 三「血の盟約」

帝は唐衡、單超、左悺、徐璜、具瑗を呼び出し、梁一族誅殺の計画を練った。

彼らはその決意を揺るぐことのないように、單超のひじを噛み切って出した血を使い盟約を交わしたのだった。


そして、梁女瑩の死後、梁猛女りょうもうじょが貴人となり帝の寵愛を受けていたが、この梁猛女が養女であり、梁姓ではなかったことが露見。

これを機に帝と宦官達の計画は実行に移され、梁冀派の宦官であった張惲ちょううんを捕縛する。

これに呼応するように反梁冀派たちが決起。


八月、司隷しれい校尉こうい 張彪ちょうひょうが梁冀の邸宅を包囲。

ついに梁一族が追い込まれることになった。

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