エンディングフェイズ
下記のエンディングは、マスカレードを倒すことに成功し、バックトラックにも成功したものとして書かれている。
このまま使用しても良いし、プレイヤーが望むエンディングがあるなら、それを演出すると良いだろう。
●エンディング1
デフォルト設定では、支部で鳴海の容態について、桜田支部長から話を聞くことになるだろう。
桜田:「鳴海向日葵さんの事ですが……消耗は激しいものの、命に別状はありません。今はよく眠っています」
桜田:「ですが、マスカレードに操られていた頃の事が、かなりショックだったようです。しばらく、専門チームのメンタルケアを受ける事になると思います」
桜田:「最後に、彼女から言伝を預かっています。助けてくれてありがとう。それと……」
桜田:「君ならきっと力になってくれたのに、信じることができなくてごめんなさい、と」
プレイヤーが鳴海と会話するエンディングを希望するかもしれないが、初心者を相手にしている場合「敵に操られて罪を犯したヒロインにかける言葉を探させる」ことは、かなり荷が重いので、消耗が激しいことを言い訳にして、あまり喋らせず、なんならPC1へのお礼だけ言わせて眠らせても良い。
回復した後の、後日談的なシーンを希望する場合は、恐らくプレイヤーに鳴海の演出まで含めた構想があると思うので、それを聞いて演出すると良いだろう。
●エンディング2
クライマックスで鳴海を殴り倒して黙らせた。もしくは《電光石火》で自滅した場合のルート。こちらでも桜田支部長を使う。
桜田「ひとまず、峠は越えました。しかし、まだ安心はできない状況です。今日のところは、面会は諦めてください」
伊達が缶ジュース片手にのろのろとやってくる。
伊達「そのー、なんだ……まあ、飲めよ。疲れただろ」
と、差し出してくる。
あとは流れに任せて、キリの良いところでシーンを切る。
ただし、あんまり長くやると、なりきりチャットの暗黒面にとらわれるので、できるだけ手短に済ませるのが良い。
着地点を見失ったら、カメラをゆっくりと上に移動させて、「そうして夜が明けるまで会話を続けるのだった」とか言って終了させると良い。
●アフタープレイ
このシナリオの目的はオーヴァード連続殺傷事件の解決なので、マスカレードを倒していればシナリオ経験点は5点。倒せなかったら0点。
加えて、オプション目的として鳴海向日葵の救出がある。殴り倒したり自滅させたりしないでマスカレードを倒していれば、追加で5点。鳴海のHPが0になった場合は3点となる。
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