2配信 初配信
「少し私について語らせてほしい、それを踏まえて私に興味を持ってほしいと思っている。私は約一ヶ月前までただの概念でしかなかった、ただその役目を終えたのかどうかしれないが概念としての機能がなくなった。そしてただの人間となった、そのとき今のマネージャーに拾われこうして君たちの前にいるわけだ」
・お、おう
・役目……
・概、念…?
「がから、君たちに面白さを提供できるか不安でもある。おたくちしき?というのも1ヶ月前にやっと触れはじめたし、げーむというのもやったことがない。だから不安で仕方ないんだ。情けないな……」
・誰だって初めてはあるから気にしないで!
・ナイーブ期?
・内気系かな?
「ふぅ……それでは少し昔話をしようか。―――少女は望まれない生まれだった、男は働いておらず酒を飲んではどこかにでかけ不機嫌になり怒鳴り散らかしながら帰ってくる。女は機嫌が悪くなると注射器で自身の腕に何かを注入していた。」
・少女って零ちゃんのことじゃ……
・男……父親か、無職の賭け事好きか…
・女って母親のことだよな……うわ…
「そして少女がいることがストレスの原因だと思い始めたのか男と女は少女に当たるようになった。」
・それって虐待じゃ
・理不尽じゃ
・い、今は……
「少女が生まれて6ヶ月事態は急変した、いやその傾向は少女には分かっていただから何もしなかった。」
・お、何かあったのか
・いいほうこうに転がってくれ
・幸せになってくれ
「男と女が死んだんだ。男は女を刺殺そのあと自身の首を吊った」
・Oh……
・1才にすらなってないのに
・どうなったんだ……
「少女がなぜ落ち着いていたか、それには理由がある」
・ゴクリ
・いったいなぜ冷静に分析できていたんだ
・結構冷徹だな
「少女は生まれる前、つまり胎児の頃から自我があったのだ、それも教育もされていた。いったいどうやってそのようなことができたのか……それは少女には役目があったからだ。人類の敵となるモノの撃退、それが少女の役目だった。それは人格の形成された子供から大人にいっても難しいモノだが何もない器にそれをやるよう強制させれば自ずと成長する過程で進化していく、とある上位種は考えた。」
・何もない器って精神が確立してない的な
・頭がこんがらがってきた
・上位種とは
「少女に役目が渡ると少女の精神に4人の人物がやってきた。4人は私より前のお役目をしていた人たちだった。」
・つまり?
・どいこと?
・???
「1人目は老いた執事だった、少女の教育者となってくれた。2人目は黒の和装を纏った女武士だった、戦うことを教えてくれた。3人目は中世の貴族の子女だった、心のゆとりを教えてくれた。4人目は影の薄い男だった、戦術を教えてくれた。」
・切り抜きで確認やな
・その人たちが生まれる前から?
・いったいどんな教育されていたんだろ
「その4人が私の事を生まれる前から育ててくれていたから男と女についてあまり好意を持てなかったしそれで良かったと今でも思っている。少女は男と女の身体を使って4人の受肉を成功させた。」
・身体って遺体?
・受肉って……
・魔術?
「それからは役目を果たすために作戦とトラップを作成して過ごしていた」
・そしてVになったのか
・零ちゃんすごすご
・今いくつなの?
「そして一ヶ月前に戦った、そして4人は死んだ」
・え
・まじか…
・そりゃナイーブにもなるよ
「少女の話は以上だ、4人についてはまた別の配信で話すとしよう。」
・はーい
・重かった
・りょうかーい
「それではやらなければならない事をやっていこうか」
・やらなきゃイケないこと?
・タグとかかな?
・タグ決めかな~
「まずは配信タグだが、なにかいい案はあるかな?」
・彼岸の配信
・零から配信
・彼岸の縁からやってきた
「うーん、彼岸の縁からやってきた。が1番しっくりくるな、それで行こう。次はファンアートだななにかあるかな?」
・彼岸の絵画
・零のお写真
・彼岸のお花
「彼岸のお花、いいなそれで行こう。次は感想とかだな」
・彼岸話
・お彼岸話
・零のお話
「彼岸話にしようか、タグはとりあえずこれで終わりだな。」
・そろそろ時間かな?
・初配信って時間決まってるもんね
・推す
「そろそろ時間だな、最後に明るい話をして終わるとしようか。この前先輩というモノに会ってなそのとき可愛いというものを知ったよ」
・だれだろ
・可愛い境界メンバーか
・アリスちゃんかな?
「また続きは今度の配信で話そうか」
・はーい
・はーい
・りょうかーい
「名残惜しいが初配信は以上だ、ご苦労だった」
・お疲れ様ー
・おつー
・おつかれー
・・・・・・・・・
古い方(●話の方もつながってるから読んでもいいよ、ただ読みにくいと思う)
2021/12/20
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