98話 【学力テスト】我の子の学力はいかほどぞ【月夜輝夜/彼岸零】4

  


「合計で98点じゃったな。2問しか間違えなかったのは誇ってよいことじゃぞ」


「私すごいの?」


「うむ、すごすごじゃ」


「そっか、//」


「ういやつめ」


・褒められて嬉しそうになる零ちゃんが見れて座に帰りそうになった

・勉強時間半日って本当ですか?

・てぇてぇがすぎる


「そうじゃ!褒美に漫画本がうちにないから零が好きそうなの買うとするかのぉ!絵の勉強になるしのぉ。なにか希望はあるかのぉ?」


「……あれの続きが読みたいな。ハ●ター×ハ●ター、私が図書館で読んだ初めての本だから少し気になる。何巻で終わったんだろ」


・………。

・………●樫先生。

・休載……


「零、あの作品はまだおわっとらんのじゃ」


「!?」


「連載したら休載が確約されとる作品じゃてあれの最終回が生きてる間に来るのか我も分からん」


「???」


「まぁとにかくまだ終わっていない作品じゃぞ」


「そ、そうだったのか」


・まぁ驚くよな

・そりゃあ驚くわ

・昔は順調だったのにな……


「まぁそれは置いておいてなにか読みたいのがないかあとで探すとするかのぉ」


「うん。」


「よし、テストで時間も使ってもうたから時間もおしておる告知だけして閉じるとするかのぉ」


「告知?」


・零ちゃんも知らない感じ?

・なんだろ

・wkwk


「12月31日、1月1日は零の教育のため配信せんから覚えておくようになのじゃ!」


・そ、そんな

・ワシは何を楽しみにすれば良いのじゃ

・ア、アーカイブ回ってるよ……


「まぁそれまでは配信もするし1月2日からは配信する故心配するでない」


「教育?」


「そうじゃ、日本の正月を知ってもらおうと思ってな」


「正月?」


「ゆっくりまったりするんじゃ。正月というのはそういうモノなのじゃ」


「、、、?」


「まぁ理解できるようしっかり教育する故心しておくよう」


「ん、わかった」


・ゆっくりまったり

・ゆっくりしてもろて

・コタツでのんびりこれ最高


「それではこれで配信を終わるぞよ」


「また明日あおう」


「おつかれなのじゃ~」


「おつかれ」


・おつなのじゃ~

・おつ

・配信おつかれ~


―――――――――


 配信を終えて輝夜おねーちゃんとベッドに潜る


 布団の中にはいると温かさを感じる、この前のネムとのコラボで知ったんだがこれをヌクヌクっていうんだ


「ヌクヌクだなぁ」


「そうじゃなぁヌクヌクじゃなぁ」


 輝夜おねーちゃんも同意してくれた

 輝夜おねーちゃんの黒い髪と私の白い髪が布団の中でふれあう

 目を瞑っていても近くにいるとわかる


「おやすみ、輝夜おねーちゃん」


「うむ、おやすみなのじゃ」


・・・・・・・・・


彼岸零「あたたかい」


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