93話 【悩みを聞く】諸君悩みはあるか?【彼岸零】2
――零さんこんばんは!自分の悩みは推しが“歌唱力”“ゲームセンス”が無くしかし自信満々で目が離せないことです。自分は今の推しを応援していて良いのでしょうか?それとも推しが成長していく様を応援した方が良いのでしょうか?――
「人は停滞をする事ができない生物だ。つまり君の推しは成長し続けているのだ、推しを推しなさい。」
・あっ(察し)
・これ自分のこと言われてのきがついて無いっすね
・推しを推しなさい!
――零ちゃんは人見知りしますか?――
「しないんじゃないか?」
・悩みとはいったい……
・この流れ知ってる
・質問コーナーになっていくヤツだ
――ぶっちぁけ輝夜様とチュウ―はしましたか?――
「ん?していないが。」
・普通に疑問に思ってるヤツだ
・純粋だ
・無垢だ
――好きな服はどんな服ですか?――
「考えたことがなかったな。最近は輝夜おねーちゃんが服を用意していたがその前までは1番の服を真似てたしな」
・1番さんはどんな服きてたの?
・気になりすぎて木になった
・木になったあとに気体になってもうた
「1番は私の衣装ににた衣服だったな。私が着用していたモノが今の衣装になるなわかりやすいだろう?」
・じゃあほんとにまんまじゃん
・外見も服装もそのまんまとかそれリアルオマージュじゃん
・もしかして狙った?
「マネージャーが急ぎで制作陣に取り合っていたな。私はなにも関与していないぞ」
・まねーじゃー
・マネージャー君さぁ
・よくやった!
――零ちゃん!零ちゃんのご趣味は?――
「輝夜おねーちゃんと時代劇を視聴することだな」
・輝夜様も言ってたな
・最近見てるって言ってたな
・同士が増えて嬉しいって言ってたな
「実際の人となりを知っているからこそ笑えるところもあるな。視聴してて楽しいぞ」
・???
・ん、どゆこと?
・つまりどういうことだってばよ
「この前の講義を聴いていた者なら分かるだろうがこの世には“幽霊”がいる。そしてそれらはこの世に未練がたらたらなんだ。そこでちっとやそっとじゃ消えない“偉人”を隣に連れてきて目の前でそいつがでてる時代劇を強制的に見せたりしてたりする。羞恥で顔を赤らめてる姿を諸君らにも共有したいが……しゃしん?に映らないんだ」
・写真をご存じない?
・スマホで使ったことない?
・カメラ機能知らない?
「写真?スマホ?カメラ?」
・あっ
・誰か教えてあげて
・輝夜様はどうした?……ゲラ様になってるよぉ(配信見てきた)
・・・・・・・・・
作者「眠いっす」
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